- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641162532
作品紹介・あらすじ
優れた技術に見合う利益があがらない。日本企業の抱える課題を正面から見据え、豊かな事例とたしかな論理でこれからの方策をクリアに提案する。
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000067654
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企業の研究開発費が利益向上に結び付かないのは何故かに対し、これまでの成功事例、失敗例をあげて原因を解析した書。
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現代日本企業を考える上で示唆に富む良書。キャノンや時計産業の事例も詳細でわかりやすい。
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榊原先生の本です。
その時点その時点では社内において最適合理化された意思決定なのに、最終的に完成品のコモディティ化を招き、ブランド価値を損ねてしまう事態に陥ってしまう「統合型ジレンマ(The Integrator's Dilemma)」が潜んでいると先生は示唆します。
そこには、
『部品生産の経済規模>自社内需要の規模』
という不等式が決め手。
またprofit pool、、、ではなくprofit profileという新しい概念が紹介されてましたが、もう少し自分的に勉強しようがあります。なんかこの概念、松本さんも絡んでるんですね。 -
『同じ研究成果でも、その活かし方は一つではない』ということを、実例を挙げて教えてくれます。