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- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641173095
作品紹介・あらすじ
二〇世紀末の四半世紀は、人類史上稀にみる激動の波が交錯した、転換の時代として歴史に記されるであろう。その転換の時代を特徴づける重要な現象・概念としてクローズアップされる一つに、「世界都市」がある。この「世界都市」現象・概念は、転換期の泡沫であったのか、確かな根拠と可能性をもつものなのか。「世界都市」はまた、「都市の再生」という主題とも重なり合う。都市は、人工施設の集まりのように見えて、生き物のように盛衰もする。現代は、工業文明を背景にした二〇世紀型都市が、ポスト工業化・グローバル化時代の新しい種類の都市に生まれ変わろうとしている時代である。世界都市は、この「都市の再生」の一コマでもある。二五年にわたり都市政治を追究してきた著者が、都市というローカルな研究対象でありながら、グローバルな視野を必要とする「世界都市」の実態と変化に迫る。
感想・レビュー・書評
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ロンドン・ニューヨーク・東京といった世界都市について、都市の一つの理想ともいえる世界都市とは何なのか、そして、グローバリゼーションと都市の関係性についてコンパクトにまとまっていると思う。世界都市という概念を知りたいのであれば、とりあえず役に立つのではないか。
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