自ら学ぶ意欲の心理学 --キャリア発達の視点を加えて

著者 : 櫻井茂男

• 有斐閣 (2009年12月10日発売)

作品紹介・あらすじ

内発的動機と外発的動機の一部である自己実現への動機をあわせた、新しい動機概念「自ら学ぶ意欲」を提案し、関連する理論、影響する要因、その成果について、最新の実証的研究をふまえて体系的に紹介する。

感想・レビュー・書評

[microenergyさんの感想 · 2015年1月10日]

さらっとしか読んでないから忘れた。

[emakiさんの感想 · 2013年12月13日]

ずっと前に読んだ本。

心理学三冊目

[satmanさんの感想 · 2010年12月12日]

動機づけの基本的な理論について。自己決定理論とそのミニ理論。無気力に関する理論、達成目標理論など。
対人関係や報酬など具体的にどのようにすれば学ぶ意欲が高まるかについても書かれている。また、学ぶ意欲を高めることがもたらす良い結果についても書かれている。

網羅的にレビューがしてある。そこかしこに自分の論文を引いているところが気になる。この人の論文を読めば、問題意識の部分にこの研究の流れが見えてくるだろう。

[H.Satoさんの感想 · 2010年3月3日]

深い思考とは問題の解決法を複数考えたり、より良い解決法を考えたり、仮説や教えを実践的に吟味したりすること。
学ぶとは知識を獲得するだけでなく、獲得された知識を吟味したり、吟味された有用な知識を用いて深く思考したりすることでもある。深い思考から創造的な発見があるかもしれない。

著者プロフィール

筑波大学名誉教授

「2020年 『思いやりの力 共感と心の健康』 で使われていた紹介文から引用しています。」