仏教伝来の研究

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642024990

作品紹介・あらすじ

仏教は日本にいつ、またどのように伝来したのか。『日本書紀』の仏教関係記事の思想と構造を読み解き、『元興寺伽藍縁起并流記資財帳』『上宮聖徳法王帝説』などの仏教伝来戊午年説を記す文献の成立年代を考察して新見解を提示する。飛鳥寺成立の意義を仏教の国家的伝来という観点から歴史的に位置づけ、アジア史の中で仏教伝来を考究する注目の書。

感想・レビュー・書評

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  • 蘇我馬子大王説とかプロ研究者でまだ言ってる人いたんだなあ…
    一分野だけ掘り下げるとそういう見方も可能になるんだろうけど、他分野と比較しながら全体を見ていただきたい

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著者プロフィール

1955年、東京都に生まれる。1986年、上智大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、名古屋市立大学大学院人間文化研究科教授、博士(文学)。著書、『日本古代社会と仏教』(吉川弘文館、1995年)、『古代仏教をよみなおす』(吉川弘文館、2006年)、『仏教伝来の研究』(吉川弘文館、2012年)、『『日本書紀』の呪縛』(集英社新書、2016年)、『日本宗教史を問い直す』(共編、吉川弘文館、2020年)他

「2021年 『神仏融合の東アジア史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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