ヒトラーのニュルンベルク: 第三帝国の光と闇 (歴史文化ライブラリー 90)
- 吉川弘文館 (2000年3月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642054904
作品紹介・あらすじ
ナチスの戦争犯罪が裁かれた街ニュルンベルク。だがこの街はナチスの全国大会が開かれた光あふれる祝祭空間であると同時に、ユダヤ人強制移送の暗黒の舞台でもあった。大衆運動としてのナチズムを新視点から描く。
感想・レビュー・書評
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ナチ・ドイツの勃興と興隆と滅亡を、ドイツの一地方都市、ニュルンベルクでの出来事に主に焦点をあて記述したコンパクトながら労作。ヒトラー、ナチス政権成立前から警察を含めてかなりヒトラーやナチスに好意的な街であったことなどがわかる。ここで戦後ニュルンベルク裁判、及びニュルンベルク継続裁判が開かれた舞台になったとはまことに歴史の皮肉と言えるだろう。
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地域史
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「意志の勝利」の監督は、ナチ党員ではなかった、しかも反ユダヤ人でもなかった。
当時90%がヒトラーに熱狂していた。
ナチスは合法政党だった。
フランクフルト、ミュンヘン、ベルリンはまだユダヤ人いとって安全な雰囲気があった。
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