モダン都市の誕生: 大阪の街・東京の街 (歴史文化ライブラリー 156)

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642055567

作品紹介・あらすじ

カフェー、ダンスホール。店頭のショーウインドーと煌めくネオンサイン。20世紀はじめ、都市には異国のにおいがする空間が現れる。西洋化・高層化・電化をキーワードに、盛り場のモダニズムとその「時代の気分」を描く。

感想・レビュー・書評

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  • ▼福島大学附属図書館の貸出状況
    https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB00025840

  • 昭和初期まで大阪は「大大坂」―モダンの文化が華やぐ時代の先頭にいた。

    その後、震災から復興した東京が追い上げ、後に「都」となりそして大大阪の時代も終焉する。

    今作はその2大都市の近代都市形成の違いを追ったもの。
    一口に「レトロ」「モダン」といっても東西異質であることがわかる。

    著者の作品は大阪をはじめ京阪神の「モダン」形成に関する考察が充実しているため、比較してあたる事もおすすめ。

  • 個々の街を比較すれば違う本になっていたと思うが、「大阪」「東京」という大きなくくりで考えてみたところに価値がある。

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著者プロフィール

大阪府立大学研究推進機構特別教授・大阪府立大学観光産業戦略研究所長

「2020年 『まちライブ06』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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