古代住居のはなし (歴史文化セレクション)

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642063029

作品紹介・あらすじ

古代の人びとは、どのような家に住み、どのような生活をしていたのであろうか。全国各地の遺跡の発掘成果をもとに、住居の構造や村のしくみを解き明かす。対外交流にも注目して、日本人の住まいと暮らしの原点を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館から借りました。1994年に出た本の出し直しなので、1994年までの考古学的な成果から見る日本の古代住居の姿についての読み物集的な内容でした。興味深かったのが、奈良時代くらいまでは、日本の住居は円形が主流だった、ということと穴屋と平屋と季節ごとに住み替えていたらしい、ということ、堅穴式住居も、中を柱で区切って隅が小高くなっていたり、床に板を張っていたらしい、なども興味深かったです。

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著者プロフィール

1933年、宮城県生まれ。
関西学院大学文学部史学科卒業、関西大学大学院修了。
兵庫県教育委員会、奈良県立橿原考古学研究所副所長を経て同研究所顧問、奈良県桜井市纒向学研究センター顧問、兵庫県立考古博物館名誉館長。
主な著作  『古墳文化出現期の研究』学生社、『邪馬台国の考古学』吉川弘文館、『アジア民族建築見てある記』小学館、『古墳時代を考える』雄山閣、『三角縁神獣鏡・邪馬台国・倭国』(共著)『邪馬台国の候補地 纒向遺跡』『邪馬台国とは何か』『古墳とは何か』『倭国乱とは何か』新泉社、『弥生興亡 女王・卑弥呼の登場』文英堂、『研究最前線 邪馬台国:いま、何が、どこまで言えるのか』(共著)朝日選書ほか多数。

「2019年 『邪馬台国時代の王国群と纒向王宮』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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