足利義満と京都 (人をあるく)

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642067935

作品紹介・あらすじ

室町幕府の宿願だった南北朝合一を果たした三代将軍義満。中世最大の宗教勢力延暦寺を意のままに操り、出家後もなお権力者として君臨し続けた生涯を描く。遺物新発見で注目の相国寺大塔など、ゆかりの京都を訪ねる。

感想・レビュー・書評

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  • カラーで読みやすく、とっつきやすい本でした。
    なんとなく京都でタブーな感じの足利氏。
    金閣寺、相国寺、その他もろもろ今につながる始まりがわかりやすくわかります。

  • 足利義満について知ってはいるが、勘合貿易や金閣寺以外は何もしらんと思ったので読んでみた。以前尊氏の本を読んでみて、尊氏は大分大雑把で朗らかな性格だなと思ったが、この孫は部下にお金を出させて盛大な儀式をやったり、あと禅の影響のせいか儀式に出る全ての人間は遅刻厳禁でしかも服も新調しないと気がすまないというすげえ神経質でケチな性格という全く違う性格で笑った。あと、幼少期に細川頼之から養育を受けた事は漫画で知ってたんだが、それ以外に二条良基や斯波義将や禅の高僧から朝廷の振る舞い方であったり政治の知識を学びとった事は知らなかったのでこの本で知れて良かった。だが、この本は義満と朝廷や宗教の関係についてがメインで日民貿易の事は全くといっていいほど書かれていなかったのでその点についてはマイナス。早島先生の他の著作で書かれているのかな?

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著者プロフィール

関西学院大学文学部教授

「2019年 『中近世武家菩提寺の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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