苧麻・絹・木綿の社会史

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642079341

作品紹介・あらすじ

前近代の日本人の三大衣料原料であった苧麻・絹・木綿。その生産はどのように行われ、民衆の暮らしとどう関わったのか。三本の糸を手繰りながら、これまで見えなかった民衆の生活史・社会史像を独創性豊かに織り出す。

感想・レビュー・書評

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  • (図書館員のつぶやき)
    絹といえば蚕さん、木綿といえばワタの種子、これは日本の人々のくらしに欠かせない衣料原料ですが、三大衣料原料といったら、あと何を思いますか?正解は「苧麻」ちょまです。食べ物もそうですが着るもので身分がわかりますよね、その衣料原料からひも解いての社会史の本です。どれほどの影響がある三大(苧麻・絹・木綿)衣料原料なのかがわかりますよ。深く学べます、読んでみらんですか。

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著者プロフィール

1922年、大連市(中国)に生まれ、東京で育つ。1944年、東京大学文学部史学科卒業。以後、一橋大学教授、和光大学教授、日本福祉大学客員教授を歴任。2004年7月9日 没。
【主要著書】日本封建社会論 日本封建制成立過程の研究 室町戦国の社会 荘園 20世紀日本の歴史学

「2023年 『中世動乱期に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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