日産の創業者 鮎川義介

著者 : 宇田川勝

• 吉川弘文館 (2017年2月28日発売)

作品紹介・あらすじ

大正・昭和時代、斬新な構想力と革新的な事業活動で勇名を馳せた技術者、実業家。社会公益に役立つ未開拓分野の先駆者を目指し、機械工業の基礎素材である可鍛鋳鉄の事業や自動車産業を開拓。戦後は中小企業の助成活動や政治家として精力的に活動した。日産コンツェルンや満業経営にも説き及び、革新（イノベーション）企業家の波瀾の生涯を辿る。

感想・レビュー・書評

[gym64741さんの感想 · 2021年2月9日]

大正・昭和期を通した技術者、実業家である鮎川義介の企業家としての活動を中心に書かれた伝記。法政大学で42年間教育・研究活動に従事した著者が様々な媒体に書き記した鮎川義介関係の論考を１冊の本にまとめたもの。

[ブクログスタッフさんの感想 · 2019年6月19日]

渦中の日産。
その創業者は何者か
混迷する状況下、社会公益に役立つ未開拓分野の先駆者を目指した創業者、
鮎川義介に注目が集まる

著者プロフィール

法政大学名誉教授

「2023年 『日本経営史〔第3版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」