- Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652002919
感想・レビュー・書評
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あ
「あるひ あひるが あるいていると あたまに あなの あいた あんころもちが あしもとから あらわれて」
い
「いつも いっしょの イカとイルカ いくら いっしょに いたって いやじゃない」
…というように、全ての言葉の最初が「あ、い、う、え、お」で始まる言葉遊び本。
良く考えましたねこんなに(笑)
子供に読むときは冒頭の「あ」に力を込めて読んでみました。
言葉を揃えるためにストーリーは強引なところもありますが、そんなところがむしろ笑いを誘います。
シリーズで五十音全てあります。(か「からすと かばの かいすいよく」 さ「さかさまやまの さくらでんせつ」と五十音である)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全部、「あ」から始まって面白い
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3年教科書掲載本。
タイトルにある、全部「あ」から始まる言葉を並べた文章、そして同じようにあ行全ての音を使って書かれた楽しい本。
ぜひ声に出して楽しみながら読んでほしい。 -
ちょっと無理矢理な、話の展開に笑っちゃう とこもありましたが
あ で始まる言葉を並べて、うまく話を作ってあります。
あ〜お までの、5話が入ってます。
シリーズらしいので、他の本も読みたくなりました。 -
「あ」「い」「う」「え」「お」から始まる言葉だけで書かれたお話が5編。ちょっと無理矢理なところがないわけではないけど、それでも素直にすごい!と思えるお話。イカとイルカのお話が好きでした。
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『いつもいっしょのイカとイルカ』
「いつもいっしょの イカとイルカ。
いくらいっしょにいたって いやじゃない。
岩の入りくんだ 入り江は 居心地いいし
いつだって いっしょはいいこと。」
二人かわいい。
『うれしくなった ウシ』
「ウマは美しい。後ろ姿さえもが美しい。
ウシはウマの美しさがうらやましく、
ウシに生まれたことがうらめしい。」
『お客さまは おおかみさん』
おばあさんのおうちに おおかみがおしかけました。
「おはようございます。お元気ですか?
おひとりぐらしは おさびしくないかと
おみまいに おたずねしました。」
「大きなお世話よ。お帰りください。」
笑 -
すごい!すごい本だ!だって、表題作は「あ」で始まる単語だけで話が成り立っている。
あひるの他に登場するのは「あんころもち」、2人とも一人称は「あたし」「あたくし」で、なんだかオネエのよう…なのはさておき、なんて画期的で、練り上げられた本なんだ!
しかも話もちゃんとまとまっていて、じんわり感動すら覚える。これが「ら」行まで続くとは、読まないわけにいきません。残りが楽しみすぎる。 -
この「あいうえおパラダイス」シリーズは
実はかなり凄いんじゃないか。
この巻は「あ」から始まる言葉ばかりでできた物語、
「い」から始まる言葉ばかりでできた物語、という具合に
ア行あ〜おまでの言葉で始まる物語が5つ。
次の巻はカ行か〜こまでの言葉で始まる物語が5つ。
どれもちょっとコミカルかつ不思議な物語で、
特に声に出すとさらに楽しい。
これがア行からラ行まであるのだから、
この偉業、谷川さんの言葉遊び詩にも匹敵するクオリティではないかしら。
また谷川さんよりも素直で単純なユーモアがある。
子供にはまずこちらが声に出して読んであげると楽しさがわかって、
次からは自分から読みたくなると思う。
3年生の教室で先生が読み聞かせする用にオススメしたら、
男子を中心に大人気となった。