ぷりぷりぼうのおこりんぼう (椋鳩十学年別童話 1年生のどうわ 1)

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  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652022412

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  • 「1年生のどうわ1 ぷりぷりぼうのおこりんぼう」を読んでみた。
    小学1年生用なので文字が大きい。

    言葉も簡単なものしか使われていない。
    ひらがながほとんど、というのがちょっと読み辛くはあるけれども。



    ・かば森をゆく

    バカにされるカバが大活躍する話。
    ゆっくりしていて、判りやすくて好きvvみんな違って、みんないい。

    ・ぷりぷりぼうのおこりんぼう

    ……姪っ子がいるわーと思いながら読んでしまった。怒りやすくて、注意しても全く聞かない。
    そんな子供に振り回される親。で、親の言う事を聞かなかったために……みたいな。子供目線で見ると、ちょっと怖い。

    ・うさぎのみみた

    こちらも、我儘な子供が我を通した結果……みたいな話?
    ちょっと怖い。

    ・かものひっこし

    ほのぼの話だけれど、ドキドキした。タイトル通り「かものひっこし」

    ・森のなかよし

    これも『かば』の話に似ている。みんなで協力する話。
    好き。

    ・はるのうさぎ

    淡々としていて、他の話とは少し違った。





    どの話も分かりやすい『教訓』のようなものが見え隠れする。
    子供向けの話って、そんなもの。
    ただ一つ、ひっかかったのは『母親が子供を助ける』というパターンしか存在してない事。
    『父親が子供を助ける』みたいな話も一つぐらい入ってるといいのになと思った。
    ……作られた時代を考えると『母親が』になるのかな?とも少し考えてしまった。

  • ■き145
    #1年生のどうわ
    #1階本棚
    #小学校低学年から

    ■出版社からの内容紹介
    「かば森をゆく」「うさぎのみみた」「かものひっこし」「森のなかよし」「はるのうさぎ」および表題作の6話を収める1年生のどうわ集。

    #94ページ
    #寄付本

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