- Amazon.co.jp ・本 (37ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652040447
作品紹介・あらすじ
ふようどってしってる?はやしのおちばのしたで、ほっかりゆっくりそだった、できたてのつちのことだよ。だからふよこちゃんはとってもいいにおい!きょうもげんきにおやまをおさんぽだ。
感想・レビュー・書評
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この絵本は「ふようどって言うのはね…」と、説明してくれる図鑑絵本ではありません。
あくまでも「ふようどのふよこちゃん」の暮らしと、ふようどたちから見た人間の暮らしを教えてくれる物語絵本です。
そのため、読み聞かせをしました小2の娘に「ふようどってなに?」と聞いたところ、「よくわからい」との返事でした。
しかし「ふようどのふよこちゃんて、どんな子?」と聞くと、「おならする子」とこたえました。
ふよこちゃんのおならに合わせて、植物がのびをする、というくだりがあるので、そのイメージが強かったようです。
ふよこちゃんたちの住む里山からは、人間がいなくなってしまったけれど、ふよこちゃんたちはしあわせに暮らしています。
結局、人間が自分たちのためによかれと思って用いたものが、水をよどませ、結局は人間自身を追い出してしまうのだな…と思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
腐葉土の視点を借りて、里山の荒廃を描いている。
ただの可愛いおはなし絵本だけではない良本。 -
色彩が温かい。
ふよこちゃんを読んでるふよこちゃん。娘の顔は瓜二つ。 -
図書館本。ふようどの知識がゼロだったので、ところどころ説明しながら読み聞かせしました。ふよこちゃん達のように、山のにおいを嗅ぎながらのんびりしてみたいです。
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飯野先生の生家の里山での体験をもとにした作品。
私も田舎育ちなので、気持ちが分かるなぁと読んでいました。
山の匂いは本当においしい。
そんな自然がいつまでも残ったらいいなと思う今日この頃です。 -
タイトルから気になっていた。
腐葉土を主人公に、この絵柄。
なんだかとても落ち着く。そして、いとおしい。
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絵本のあとに「あとがき」を読むと 心にグッとくるものがある。
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舞台は、作者 飯野和好が生まれ育った埼玉県秩父の里山。主人公は、落葉の下のしめった、できたての土、腐葉土のふよこちゃん。森の循環システムの担い手である腐葉土は、里の生きものたちの命を支えているのです。
まさかの主人公で、飯野ワールド全開。 -
2013年11月19日
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環境