- Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652077122
感想・レビュー・書評
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タイトルで「トラベリング」を使っているのが、うまい!と思いました(トラベルは長距離旅行を指します)。
①4人とも、初めて離れて過ごす
=みんな離れて長距離旅行に行くような気分?
②貸し借りするズボンが、4人のいる所を巡って長距離旅行に行っている詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初に読んだ感じ、児童書というかYA向けな感じがしたので内容に熱中できるか不安だったんだけど、思ったよりスイスイ読めた、!
カルメン、ティビー、ブリジット、レーナ、全員が全員愛おしい。
私にも四人組の仲良しの友人がいますが、こんな感じだったかな。久しぶりに友人と会いたくなりました。 -
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再読。
私は今までの人生で数え切れないほど本を読んできたけど、この本はBest3に入るくらい好き!
勇気が出るし、反省するし、前向きになれる。
そんな、素敵な本。
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あと少しで16歳になる女の子たちのお話だから子供っぽいところもあるんだけど、ひと夏の間で悩んで反省して成長する姿に胸を打たれて、感動する。
YA小説だけど、今ティーンエイジャーな子にも大人にも読んでほしいな。
とってもおススメな本です!
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章の初めに、必ず短い一文が添えてあって。
作者の創作だったり、偉人の言葉だったり。
その中から、昨日ちょうど映画で見たウィンストン・チャーチルの言葉があったから引用させて貰おう。
「人はさまざまな過ちを犯す。しかし、寛大で、誠実で、熱心でさえあれば、世の中を傷つけることはない。女心を傷つけることもないだろう」
——ウィンストン・チャーチル -
トラベリング・パンツの誓い「1.絶対に洗わないこと」「2.すそを折り返してはダメ。ダサいから」「3.ジーンズをはいている時自分はデブだと思ってはいけない」「4.男の子にジーンズを脱がされてはいけない(でも自分から脱ぐならOK)」……。
──古着屋でたった3ドル49セントのジーンズは、まったく異なる体型にぴったりフィットするだけでなく、それをはいた少女たちをとっても魅力的に見せてくれる魔法のジーンズだった。
ワシントンに住む仲良し4人組が初めて離ればなれで過ごす夏休みの間、彼女たちはそのジーンズを交代ではくことに決める。
父の再婚を受け入れられないカルメン、初めての恋に戸惑うレーナ、サッカーキャンプで出会ったコーチに夢中になるブリジット、難病の少女と出会うティビー。
トラベリング・パンツが行き交い繋ぐ少女たちの夏を彩るものは、家族の絆、友情、恋、そして死……。
トラベリング・パンツの誓い「10.ジーンズを見たら、愛を思い出すこと。友達を愛し、自分を愛すること」
1本の不思議なジーンズを共有することで悲しみや勇気を分け合い、みんなで少しずつ成長していく女の子たちの、甘く切なく可愛い物語。女の子向けだけど、男の子にもお勧めです。 -
「本書はアメリカで2001年のベストセラーになった女の子の友情物語だ。学校や違っても、毎年夏休みは一緒に過ごした仲良し4人。ところが、15歳の夏はそれぞれに離れて過ごすことになってしまった。古着屋で買ったジーンズは、体系の異なる4人がはいても、それぞれをいつもより恰好良く見せてくれる不思議なパンツだった。そこで、離れて過ごす夏休みのあいだ、その不思議な力をもったパンツに旅をさせ、4人をつないでいっく役目を与えた。」
「16歳になる4人の少女に起こる出来事に、彼女たちがそれぞれに傷ついたり葛藤したりする内面が丁寧に描写されている。いつもはメールでやりとりをしている彼女たちが、パソコンのない場所に離れ離れになり、手紙でしょっちゅう近況のやりとりをする。返事が届くまでの時間をひとりで自分と向き合いながら、悩み抜き、答えを見つけ出そうとする。そんな描写も現代ならではの面白さだ。」
(『子どもの本から世界をみる』かもがわ社 の紹介より) -
小学生の時に読んだ本、表紙しか覚えてなくてモヤモヤしてたけど、思い出してすっきり笑
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仲良し4人組の少女たちが16歳を目前に初めて別々にすごす夏休み。一本のジーンズが4人の間を「旅して」まわる。誰がはいてもぴったりフィットする不思議なジーンズをめぐる、温かくも哀しい4つのラブストーリー。
体つきがまったく違う、個性的な4人の女の子が、1本のジーンズに出会いました。どんな体型の誰がはいてもぴったりしっくり素敵にはけるジーンズを4人の女の子が夏休み間かわりばんこにはくことにしました。小さな恋、親の離婚、友達の難病などさまざまな事件をジーンズと共に過ごして、女の子たちは成長していきます。
原題:The sisterhood of the traveling pants
(2001年) -
映画が大好きです、何度も読んでいるうちに、原作が読みたくなりました。
微妙な設定は異なるけど、よくぞあそこまで、原作にぴったりのイメージで映像化してくれたなと。
プライベートでも四人は今も、大親友のようですね。大好きなお話でした。 -
映画を観た後読んだ。逆が良かったけど、イメージが完全に一致するのは映画から本の魅力。