- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652078228
感想・レビュー・書評
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結論は妥当だと感じる。
そして僕は以前から、「社会的な弱者は本人の努力が足りないからだ」といったような言説には嫌悪感を持っていたし、そこの感じも著者と共通するはず。
でもなぜだろう?なんとなく、諸手を挙げて大賛成できないのは。
たぶん話に現実感がなさすぎるってのと、「大人」を敵視して、「コドモ」との対立構造を強めようとしているように見えるからだと思う。
あと、筆者の望む世界を実現させるのに、戦略が間違ってないか?とも思うんだ。
自分の中で結論は出ていないけど、何か違和感を覚えてその原因を探す、という営みの機会を与えてくれた点で、本書には感謝。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゼミの先生からの頂き物。おとななんて、おもしろいことなんにもない(20頁)わかりやすい文章なので、中高生にぜひ読んでみてほしい。
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もう一歩惜しい感じ。
でも、大人になりきれない自分を否定し続けるよりも、受容して生きていけばいいんじゃない?ってことなんじゃないのかな、きっと。
外の目線や、他人との比較に敏感な思春期にコレを読むのは効果的なのかもしれない。
わたしはこの書物の対象年齢からすると、もう「将来」にいてしまう身。
もっと多感だった頃に読んでみたかったな。
つーか、著者さんが同い年なのね。 -
つまらない。
途中で投げ出しました。 -
2007/10 図書館から。よりみちパン!セがちりぢりばらばらに存在していて探しにくかった・・・。図書館の分類ではしかたないのか。まあいい。語りかけ口調の文章に慣れるのが必要。(こうまでくだけなくてもいいのに)後半はフェミニズムのからみが多い。生活力が無い男性に女性が厳しくあたるゆえんは、うなずける。運動をしよう、という運びはよくわからない。居場所を探して、金かけなくていいからとにかく人と会うのが吉というふうにも聞こえる。昔、『ゴーマニズム宣言』で「美人コンテストに品格や教養を持ち込むな!」と言っていたことが、教育で起こっているのだな、と納得。伊武雅刀の歌「子供たちを責めないで」を思い出す本。
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まず、タイトルに反応。
明日よみます。 -
100%orangeのイラストがカワイイ「よりみちパン!セ」シリーズ22冊目。「仲間」を作るということは一人でいても平気な自分を作ること。「生きづらいコドモ」のために贈るメッセージ。