ひとりひとりの味 (よりみちパン!セ 28)

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 148
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652078280

感想・レビュー・書評

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  • 味覚に対してもっと敏感になって楽しもう!と思わせてくれる本。
    ひとつひとつの食べ物に対してこんなに情熱をもてるのってすごい。
    なんだか読んでいてウキウキした。

    食べ方についても、「これがダメ!」「これがマナー!」って押しつけるんじゃなく、「みんなで食事を楽しむには」という視点で書かれていて好感が持てた。

  • よりみちパン!セ シリーズ微妙だなぁー

    この人の書き方かな?いくらヤングアダルト向けといっても語り口が軽すぎる気がする。

    そして、やはり道徳の教科書のイメージが強い。

  • ドリアンたべたい

  • 家族で食卓を囲むということが当たり前でなくなって久しい。この本のいいところはそういう現状を踏まえたうえで、すぐに始められる提案がされている点。

    「適当でいい」「食事を楽しむこと」「きれいに食べる」「コンビニ買いから一手間かける」など。簡単料理の紹介もある。


    作成日時 2008年05月18日 06:32

  • 家庭科の教科書がこんなんだったら、もっとじっくり読んだと思う。

  • 食育エッセイらしく、上からもの言い過ぎないようなコビを感じる場面もちょっとあったけど、締めの一本は秀逸でした。

  •  コンビニで板かまぼこを買ってきて、むしる。それだけ。ピーマンをちぎって、フライパンで炒めて、塩を振る。それだけ。
     こんな料理が家庭科の教科書に載ってたら絶対怒られる。そもそも、こんなの料理じゃない!
     でも平松洋子はこんなにもハードルを低くして、料理のこと、食事のこと、食べ物のこと、そしてそれにまつわる人々の思い、考え方なども教えてくれる。

     「家庭科!!!」っていう感じがしないけれど、読み終えたら食事の考え方がちょっと変わるかも。大人が読むより子どものうちに読んでおいた方がいいと思う。

  • 100%orangeのイラストがカワイイ「よりみちパン!セ」シリーズ28冊目。このシリーズに平松さんが登場。すごくよかった。テーマは食育なんだけど、堅苦しくなくてすーっと読めて共感。

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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