- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652086049
感想・レビュー・書評
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甘えて来る母と二人暮らしで夜も出歩く十七歳のクールな凪が期間限定で家出した真面目な同級生の行方を追う。ブログ主と簡単に逢ったりついて行ったり危なっかしいけれど悪人のいない世界なのかと思っていたら酷くはないけれど襲われ掛けて意外。孫になりきるバイトの為の勉強がひたむき。友人が増える結末にほっこりした。
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2022年に読んだからではなく、古臭さが気になってしまった。
出版は2007年で、舞台は恐らく2000年代初頭頃(インターネット、個人サイト、携帯端末などから推測)。
ただキャラクターに平成初期感(バブル感?)が強く、前者を想定したときに私自身の世代に近いこともあって違和感が付き纏った。
ここにギャップがあるので、例え当時読んでも読みづらかったかなと思う。
皆さんどんな感想なのかしらとレビューをさらっと見てみたところ子供(中高生)向けと書いている方が散見されたが、上記のような理由で、私はそうは思わない。
そしてこの話の本筋については今となっては割と珍しいものではない。例えるなら宮部みゆきの『火車』のような。
恐らく著者はそちらを描くことが多い方なのかと思うが、フォーカスが女子高校生の人間関係になっているところには私としては新鮮さを感じた。 -
子供向け。
爽やかな気分になれるかと思って読んでみたけれど。
小学校高学年から中学生が読むにはいいかもしれません。 -
1学期の終業式の日。1通の書き置きを残して失踪したクラスメイトを探すことになった凪は、思いがけない事件に巻き込まれることになる。
カカオ80%のチョコレートが好きで大人っぽい17歳の凪が、渋谷や代官山の街を気後れせず闊歩し、男に依存しながら生きている母親との関係性もフラットで、なんとも言えない軽やかな主人公だと感じた。
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面白かった
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この作者の作品の中で、かなり読後感の良いタイプ。
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読みやすい気持ち良い話でした。山田詠美の小説に出てきそうな素敵な女の子。凪。 クラスメイトの雪絵が書き置きを残したまま、いなくなってしまう。その行方を探すうちに雪絵があるアルバイトをしていることがわかってきて。。 自分以外の誰かになるってのは難しいこと。でも、その誰かもきっとすべてが上手くいってるわけではない。 なんてことがさらっと書いてありました。気持ち良い物語だった。
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2016/7/3宝塚西図書館から借りた。
児童書コーナーだそうだ。
夏になるとNHKで放送している。エミリーと仲間達と言ったかな、そんな児童ドラマを見た感じです。 -
mixiにレビューあり