- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652086063
感想・レビュー・書評
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語り口とまったく合わず、前半150ページくらい放り投げたくなるのを耐えながら読んでた。
避暑のマナーハウスに来てからもっと違った語り口で事件起きていたら、綾辻なんかを彷彿させるようないい感じの作品になっていたと思うのに……。呪いっぽい因縁といいポオといいちょっと百合っぽいのもいい感じなのに!
こんな語り口にしなければならない必要性が全く理解できなかった。 -
装丁に惹かれて呼んでみたものの、主人公の語り口が好きになれず。というのも話が脱線しすぎで本題に入るのが遅い。ただ後半からは面白かったです。
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芦原すなおさんは「青春デンデケデケデケ」(映画観た)の人。深山ミザリとか名前が面白い。謎もうまく引きこまれました。サクサク読めるし笑えるし謎は深いし当たりです。
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■わたしこと、桑山ミラは、陸上競技にマジメに打ち込む文学少女。もっとも、ある人の言葉を借りれば、「不幸そうで、お金持ちじゃなさそうな家庭に育ってそうで、植木屋の親方みたいに髪を刈って、胸の大きくなさそうな女の子」らしいけど。しっかし、これって、ずいぶん失礼じゃないかい?それはさておき、これは私が16歳の時に巻き込まれた恐ろしい事件の物語。それはカワセミの森で、親友をめぐって起きた、忌まわしい連続殺人事件だった…。斬新なのに懐かしい青春小説の紡ぎ手・芦原すなおがユーモラスな語り口で贈る極上のホラー・ミステリー。
■■トリック云々より、主人公桑山ミラの語り口が一風かわってて面白い。登場人物も独特。ただ、文章やキャラが明るいぶんだけ、事件の残酷さは際立つ。事件が起きるのは全体の三分の二が過ぎた頃にようやっと。解決編に至っては数ページほど。それまではひたすら主人公による語り。登場人物や背景設定の説明。でも、その語り口調が面白いので、読むことは苦にならなかったかな。 -
ミステリーYA!のホームページで知って読んだんですけど、キャラクラー濃い!中身も私にはツボで面白かった☆
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背表紙で、ノリで図書館で借りたこの本。
4週間かけて読破。
この本めんどくせーーーーーー!!!!!!←
とにかく回りくどくて。
200ページから話が動き出すのに340ページくらいで本終わるし!!
それまでの200ページ、40ページくらいで書けると思う…。
余計な伏線とか余計な設定が多くてとにかく読みづらかった。
話の展開もありがちだし…。
陸上部の桑山ミラと、お嬢様サギリの話。
サギリの別荘で次々と起こる殺人事件の真相は…?
みたいな話だった← -
よくわからなかった。
ちょっとミラの言葉遣いは合わなかったです。
事件も次々と起こりすぎていておざなりだし
途中の詩も間に合わせのような先生たちや別荘の客も不要では…
カワセミの描写だけは気に入りました。 -
とぼけた語り口調が何とも言えないこの作品。でも事件そのものはかなり凄惨……あまりそう感じさせられないけどね。真相もとにかく痛いのだけれど(犯人の執念が余りに恐ろしい)、やはりこの語り口調のせいか、あまり重くは応えてこない感じ。それは長所かな。
奇妙奇怪な殺人現場の謎……あ、○○だったのか! かなり好きだと自認しているはずなのに気づかなかったー。ていうか実は、けっこう読んでいないのが多いです(汗)。読まなきゃなあ。
あ、あとシリーズ続きらしい「山桃寺まえみち」も読まなきゃです。 -
物語らしい物語なところがいいかと思う。
ポウを読んでいる方はより楽しめるかと、私は読んでないのですが。