本屋さんのルビねこ

著者 :
  • 理論社
3.73
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本棚登録 : 520
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652202623

作品紹介・あらすじ

ある日、本屋〈本の木〉の片すみで生まれた、ねずみほどの小さな子ねこがルビです。はじめてのミルク、はじめての友だち、はじめてのぼうけん……たくさんの「はじめて」に出会い成長していくルビ。生きる喜びを伝えるピュアな新シリーズがスタート。

感想・レビュー・書評

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  • おとぎ話のような

  • かわいいお話でした。生まれたての生き物ってどうしてこんなに可愛いんでしょうね。

    漢字:タイトルからして総ルビかと思ったらそうでもなく笑 小学3年生くらいのレベルまでふりがななし。それ以降はふりがなあり。ふりがなありとなしの漢字の比率が同じくらい。
    レイアウト:文字の大きさは小学校中学年向けの児童書としてはやや小さめです。行間の工夫があり読みやすいです。挿し絵は見開きもあり、角やページの上部、下部を使っている挿し絵もあり。読みを邪魔しません。
    イラスト:アナログ調を強く出した絵柄で、盛り上げというよりは穏やかな気持ちになれます。

  • 雰囲気、設定が好き。深くはいりこめなかった。まだまだ。

  • ほこりから生まれたことをモシモさんにも誰にも言えず、出生の秘密を抱えて、健気に生きるねこ。海や雨で自分が溶けるんじゃないかと怖がっているところなどは胸が痛くなる。それでも食欲旺盛で元気。ねずみくらいに小さかったのが普通のねこの大きさに成長して、友だちを見つけ、冒険する。イラストも豊富で読みやすい。シリーズがあるなら子どもたちも喜びそう。いつも本を読み知識を得られる本屋さんという場所で暮らしてるのも何とも羨ましい。さりげなく本の素晴らしさも伝えていて良い。

  • モシモさんの本屋のほこりから生まれた子猫。ルビと名付けられて、本屋・本の木の看板猫として成長していく、微笑ましいお話です。松本圭以子さんの温かなイラストが素敵で、癒されます。海で銀色にきらめく星の魚を見たシーンが印象的でした。

  • 小2、9/27
    読了。自分で選んできて、ちゃんと読めてた!すごい!

  • ルビが可愛かったです。面白かったです。

  • 各章の数字がステキ。

  • ルビがかわいい!
    名前の付け方素敵

  • 「ぼく、ねこになってよかったな」
    この一言がルビが心の底からねこになれたことを嬉しく、喜ばしいことを感じられた。全体を通して読み終わったあとすごくほっこりした。
    児童書を久々に読んだが、何か子供心を思い出すきっかけになったような気がする

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著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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