親子で学ぶ防災教室 身の守りかたがわかる本

著者 : 今泉マユ子

• 理論社 (2019年6月15日発売)

作品紹介・あらすじ

地震とその他の災害時、学校・通学路・町・家などで、その瞬間にどう命を守るのか大きなイラストで解説。危険をへらす生活の工夫や避難方法も詳しく紹介。簡易ランタンの作り方・新聞紙の活用法など役立つサバイバル術も掲載。

感想・レビュー・書評

[everydaysundayさんの感想 · 2022年9月24日]

うちの6歳児A、大きい音が苦手。でもって怖いことには人一倍敏感。幼稚園のころから避難訓練は大きな音が鳴るから怖い、と言っていた。雷も苦手ですごく不安になるようだ。

といいつつ、まあ必要なことだから勉強しておいで、とか、家の中なら雷は安全、とか話したり、池袋防災館に行って知識を身に着けたり体験をしてもらったりしてきた。

先週台風が通り過ぎたときも、翌朝学校に行くのが不安だ、というので、
「強風の時（強風後も）、上から落ちてくる枝に気をつける、マンホールや側溝のふたが外れているかもしれないので、水浸しで足元が見えないところは近づかない、もし通れないところがあれば登校せずに家に帰っておいで」
と送り出したりした。

なんかこのへんの知識がコンパクトにまとまった本、「正しく怖がる」ための知識を身につけられる本はないかなーと思って図書館で見かけて借りてきた次第。
「親子で学ぶ」の文言通り、私にとっても学ぶところがあった。
家の中の備蓄品や非常用トイレの使い方、そろそろ子どもたちと共有しておいてもいいかもなー。

著者プロフィール

管理栄養士、防災士、日本災害食学会災害食専門員。全国で講演・講座・ワークショップを行う。NHK「おはよう日本」「あさイチ」、日本テレビ「ヒルナンデス！」「ZIP！」、TBS「マツコの知らない世界」「王様のブランチ」「家事ヤロウ！」などテレビのほかラジオ出演も多数。日経新聞夕刊「時短家事」連載中。『防災教室 災害食がわかる本』『「もしも」に備える食 災害時でも、いつもの食事を』『「もしも」に役立つ！おやこで防災力アップ』『レトルトの女王のアイデアレシピ ラクラクごはん』ほか著書多数。

「2022年 『多様性を学ぼう！バリアフリーレシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」