- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652204184
作品紹介・あらすじ
お父さんにお母さん、お兄さんに弟、妹。揃いも揃って<うろおぼえ>が多いあひるの一家は、ある日、お母さんから買い物を頼まれて出かけたけれど、何から何までうろおぼえ。道中ヒントをもらいながら、はてさてどんな結末に?
感想・レビュー・書評
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お父さん、お母さん、お兄さんに弟と妹、揃いも揃って、うろおぼえのアヒルの一家... ある朝のこと、お父さん「あれ、何で早起きしたんだっけ?」 お兄さん「確か、『お』がつくことをするためだった気がするなあ」 「お散歩?」 「おなら?」 「違うよ!そうだ、お買い物だよ!」 「そうだった、そうだった」 「お母さんは、お家で何かやることがあった気がするから、お留守番するわ」...「あれ、お母さんは?」 「ぼくたちは、何をしに行くんだっけ?」 「確か、お・・・お買い物だ!」「そうだった。で、何を買いに行くんだっけ?」・・・さて、うろおぼえ一家の顛末は? 佐賀県生まれの<出口かずみ>さんの愉快なシリ-ズ絵本。
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読み終わるまで笑ってばっかりなくらい、おもしろかった。
最初は、うろ覚えなんていやだなと思ったけど、うろおぼえ一家はそんなにいやそうではなくて、楽しそう。それで、一緒に考えながら読んだら楽しくなった。
ぼくは、とちゅうで、何を買わないといけないか、ちゃんとわかった!
絵はかわいいし、いろいろなことがかいてあるから、よく見た方がいい。(小6) -
多分‥いや、絶対冷蔵庫を買うことも忘れるだろうな(笑)
でもなんてステキな家族なんだ! -
うろおぼえ一家は、全員うろおぼえ。
全員の記憶があいまいなのです。
そんなんで大丈夫?って心配でしょうか?
いいえ。これでいいんです。
全員うろおぼえだからこそ「もう!しっかりしてよ!」
なんて言い出す人もいません。
今回はおかあさんはおるすばんで、その他家族全員でお買い物。
買ってくるのは、おかあさんに頼まれたもの。
しかくくて…重くて…閉まるもの…
記憶の断片を頼りにいろいろなものを手に入れます。
いろいろなものを?
大丈夫。
なんとすべて正解!
だっておかあさんもうろおぼえ。
「これだったきがするわ!ありがとう!」
だって。
平和だわ。
このくらい肩の力をぬいて生きた方が幸せな気がします。 -
本人たちが幸せならそれで。
ぶたごろうさんの仕方ねえな的対応が、いつもこうなんだなということを表していますね。
まあみんな親切、みんな幸せ。
でもないの厳しいよね、しかくくておもくてしまってつめたくてひかるもの。 -
全てのことがうろおぼえ、でも幸せ。
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小3の息子と一緒に。二人で爆笑。
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娘(5歳双子)と夫が読んているのを聞いていて、笑ってしまいました。そっか、きっとうろおぼえ一家はみんな幸せなんだろうな、という気持ちになりました。
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「お父さんにお母さん、お兄さんに弟、妹。揃いも揃って<うろおぼえ>が多いあひるの一家は、ある日、お母さんから買い物を頼まれて出かけたけれど、何から何までうろおぼえ。道中ヒントをもらいながら、はてさてどんな結末に?」
ゆるくてかわいいのだけど
ちょっと話が強引で、「ゆるいでしょ」「笑えるでしょ」と本から言われている感じがして、あまり心に響かず。