- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652204818
作品紹介・あらすじ
ぼくはたったひとりしかいないのに、「どうしよう」と思うと、いろんなぼくが出てくるんだ。強気なぼくに弱気なぼく、意地悪なぼくに優しいぼく…。毎日毎日新しい「どうしよう」が生まれて、ぼくの心は大騒ぎ。どれが本物⁉︎
感想・レビュー・書評
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どうしようと迷っていると、
心の中に色々な僕が出てくる。
「あれしたらいいよ」「これしたらいいよ」
最後に「これだ!」 -
気持ちの動きがよくわかる
2023絵本50 -
8歳0ヶ月の娘に読み聞かせ
どうしようって思うと
いろんな自分がでてくる
わかるわかる~~~
ほんと脳内会議おこるよね
これは私すきだー
男の子の心理戦がおもしろいし
最後の
おじいちゃんのはなしは
うるっとしちゃう
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2023年3月1日(水)朝学
5年B組
今日読む本の前に、別の2冊の本を紹介しました。
「読むと15分ほどかかる本なので、おはなし会では読めないな、とこちらは諦めました。それで、「どうしよう」と思ってて見つけたのが、浜田桂子さんの『どうしよう』です。今から読みます。」
と始めました。
“どうしよう”と大きく書かれた本の表紙を見せると、笑ってくれる子もいました。
もう少し反応の声が上がるかな?と思ってましたが、静かに、真剣に、みんな聞いている様子でした。
それぞれ、自分の心の中に持っている「どうしよう」を思い浮かべながら、聞いていたのかな?
(読み手:H) -
あさ おきたら、かみのけが へん。
がっこうに いったら、みんな わらうだろうなあ。
どうしよう。
どうしようって おもうと、いろんな ぼくが でてきちゃう。
かっこわるい
はずかしい
めだっちゃう
やすんじゃおうか
めだつのもいいかも
おもいきって がっこうに いくと……
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ろうかをはしりたい、けどはしっちゃいけない
どうしよう
あこがれの かほちゃんが やってきた
どうしよう
アイスクリームやさんで しゅるいが たくさん ありすぎて
どうしよう
おじいちゃんの おみまいに いって ベッドの おじいちゃんを みたら
どうしよう
「どうしよう」っておもうと出てくるいろんな「ぼく」
どうしよう
どれがほんとうの「ぼく」なんだろう
あれこれ悩んだ「ぼく」がどうしたか
ページをめくるたびに、やったー、なるほど、えー……
子どもの心に寄り添って
「それでいいんだよ」とそっと背中を押してくれる絵本、2022年2月刊
〈自分の気持ち、考え、言葉、行動…まずは、自分の中に生まれる多様な自分を受け入れ大切にし愛することは、同様に存在する他人の権利を尊重することにもつながるでしょう。生まれながらに持っている自由…自分もまたその持ち主であることを抱きしめてくれたらと願っています。〉──理論社サイト「編集者コメント」より
くるくる変化する「ぼく」のさまざまな表情に見入ってしまう
あこがれのかほちゃんに「ぼく」がどうしたか、傑作