- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652205457
作品紹介・あらすじ
記憶喪失の猫、ヨゴロウザがいきついたのは猫たちが住むナナツカマツカの丘。あまたの敵から身を守るべく、群れない猫をまとめる理想に向かう片目に出会う。そこから猫たちの骨太な叙事詩が始まった。名作長編・三分冊の上巻。
感想・レビュー・書評
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589ページ
10月5日〜10月20日 -
町田尚子さんの絵が好きなので装丁に惹かれて読んだ。3巻まとめて一枚の絵になるので何度も並べて眺めた。
読みながら登場してくる猫をこれがヨゴロウザだな、これは歌い猫?と確かめながら眺めた。
中央の茶色の猫は初め黄金猫かと思ったけど、さがし猫が正解なのでしょうね -
まだまだ猫紹介。
後半でちょっと動き出した。
猫たちがたくさん出てきて、イメージがつかなかったんだけど読み終わってから表紙絵を見たらハッキリした。 -
図書館本。昔と違って3冊になったのに長かった。時間がかかった。何で、ヨゴロウザの名前は「~~ザ」って侍みたいなんだろう?。
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(感想は下巻にて)
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こどものころ教育テレビで人形劇をやってたのをときどきみていたから、筋はほとんど覚えていないのだけど、名作のほまれ高い長編叙事詩「ひげよ、さらば」。その原作が町田尚子の絵で新装版になったので、思い切って買ってしまった。3冊並べると一枚の絵になるインパクトの強いカバー装画(3冊セットで買ったら、その一枚絵の絵葉書がついてきてうれしい)、買わずにはいられなかった。
この作品、読みたいんですよ〜
一度、初版本を図書館の閉架書庫にあったので借りたのですが、分厚い、いわゆる鈍器本でビビりまく...
この作品、読みたいんですよ〜
一度、初版本を図書館の閉架書庫にあったので借りたのですが、分厚い、いわゆる鈍器本でビビりまくって結局読めませんでした。
再販されたんですね。
今回は、上中下巻の三分冊だとか。
嬉しいことに挿絵が町田尚子さんなんですね。
ああ、読みたい。
ああ。
今読むべき書き手だとは思うのですが上野瞭は忘れられた感があるので非常に残念。是非読んでみてください。
darkaven...
今読むべき書き手だとは思うのですが上野瞭は忘れられた感があるので非常に残念。是非読んでみてください。
darkavengersさんの「NHK連続人形劇のすべて」のレヴューを拝見して、上野瞭が映像化された「ひげよさらば」(原作と違って「、」が無い)について何か語ってい思って調べようとしたら、見つけました。復刊!見逃していましたヨ。
> 嬉しいことに挿絵が町田尚子さんなんですね。
どんな表情を描かれるか見るのが愉しみ!
上野瞭が責任編集した「絵本・猫の国からの挨拶」と言う猫尽くしの一冊があるのですが、カバー画が単行本の絵を描いた福田庄助。
福田庄助は、上野瞭にとって大切な一冊(だと思う)稲垣昌子「マアおばさんはネコがすき」(理論社)の挿絵も描かれていて、きっと猫の本を書いたら福田庄助に依頼しようと思われていたのではないかなぁ(猫の妄想)。