「ためし」から読む更級日記 漢文日記・土佐日記・蜻蛉日記からの展開 (日記で読む日本史)

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  • 臨川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784653043447

作品紹介・あらすじ

文学・歴史の境界を越えて見えてくる『更級日記』の本質とは? 気鋭の若手研究者による、まったく新しい『更級日記』論。

文学・歴史の境界を越えて「日記」という大きな枠組から見えてくる、『更級日記』の本質とは? 古記録としての漢文日記の「先例主義」と日記文学の「ためし」を連関させ、相互の共通性・相違性を明らかにしつつ、読解の視点を提示する。気鋭の若手研究者による、まったく新しい『更級日記』論。


【主な目次】

序章 『更級日記』へ
『土佐日記』/『蜻蛉日記』

第一章 紀行文へ
書き出しの読み/旅の日記/ひらがなで書かれた紀行文

第二章 登場する人々
継母/実母/父/姉とその子ども/藤原行成とその娘/夫/子ども/親戚/友人、女房仲間たち/「ためし」としての日記

第三章 書き手の半生―「ためし」としての日記―
物語と書き手/宮仕えと主婦/意識の多層性、変化とアヅマ/「ためし」としての日記

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1984年東京生まれ。武蔵大学大学院博士後期課程在学中。日本学術振興会特別研究員。「古代歌謡が語る雄略の時代 ―『天語歌』を中心とした景行の時代との関連―」(『国語と国文学』第90巻第7号、2013年7月)

「2015年 『古代歌謡とはなにか 読むための方法論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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