インドネシア: 揺らぐ群島国家 (アジア太平洋研究選書 1)

著者 :
制作 : 後藤 乾一 
  • 早稲田大学出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784657009333

作品紹介・あらすじ

民主的な総選挙の実施、経済開発の功罪、華人社会の動向、東ティモール独立問題など激動する現状を分析。

感想・レビュー・書評

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  • スハルト政権は外国援助や世界銀行、アジア開発銀行によって様々なインフラ整備を進めてきた。このインフラ建設も多くの場合、スハルトファミリーやクローニー(華人政商が多い)がかかわっている。そしてそれ以上に大規模なインフラ建設は住民の強制立ち退きや補償金の未払いやごく少数の支払いといった問題を起こしてきている。

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授
Ph.D. in History(Cornel University)、博士(学術)東京大学
1970年東京大学教養学部卒業、1978年コーネル大学大学院修士課程修了、1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1993年名古屋大学大学院国際開発研究科教授、1997年慶應義塾大学経済学部教授、2012年より同大学名誉教授。専門はインドネシア社会史。
主な業績:『日本占領下のジャワ農村の変容』(草思社、1992年)、『東南アジア史のなかの日本占領』(編著、早稲田大学出版部、2001年)、『「大東亜」戦争を知っていますか』(講談社、2002年)、『岩波講座 アジア・太平洋戦争(全8巻)』(編著、岩波書店、2005~2006年)」、『戦後日本=インドネシア関係史』(草思社、2011年)、『資源の戦争――「大東亜共栄圏」の人流・物流』(岩波書店、2012年)ほか。

「2017年 『日本帝国の崩壊 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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