《当事者》としていかに危機に向き合うか ― 震災復興の政治経済学を求めて② (早稲田大学ブックレット<「震災後」に考える>)

  • 早稲田大学出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784657123077

作品紹介・あらすじ

被災地の復旧・復興、原発事故への対処・管理など次世代・未来世代に影響が及ぶ重要な意思決定をいかに行うか。専門家は政策提言に際してどのような責任を負っているのか。

感想・レビュー・書評

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  • 原発問題を契約理論で描く一章、意思決定問題として描く二章、そして政治学として描く三章、いずれも興味深い!特に三章のぶった斬り感は秀逸!

  • この本で参考にすべきは「自分の子どもを疎開させるかどうか」を考えていたくだり。正解の出ない問題に対して、どのように考えるべきかがこのなかにはある。

  • 震災復興に関する本らしいのと、内容が秀逸という感想をネットで見つけたので気になっています。

  • なじみのある政治経済学部の教授陣の執筆で、大学での学習のモチベーション向上につながった。
    このシリーズ、非常に読みやすくて勉強になる。
    特に最後の河野勝氏の「政策提言の方法論」は痛快な批評で納得させられた。

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著者プロフィール

河野 勝(こうの まさる) 
1962年生まれ。1994年スタンフォード大学政治学部博士課程修了。現在:早稲田大学政治経済学術院教授、Ph.D.(政治学)。Japan's Postwar Party Politics (Princeton University Press, 1997)、『制度』(東京大学出版会、2002年)ほか。

「2020年 『国際レジーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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