非行 (子どものためのソーシャルワーク)

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  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750312606

作品紹介・あらすじ

家族の物理的心理的乖離が背景となって生まれる“非行”。現場の児童福祉司が子どもたちの切実な叫びをていねいに検証し,家族や人間のあり方を問いかける。子どもをサポートする大人たちに贈る一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「考えてもみよう。様々な厳しい条件、不運や不遇の末、"被害者として"親と別れ、家庭を離れて施設に入所した子どもたちが、自分の運命を恨むのではなく、そこを自分の住み家としてしっかり生きていくとしたら、やはりこれは十分に価値のあることであり、誇りにしてよいことではないだろうか。だからこそ、くじけそうになったり、時には過ちを犯すことがあっても、それに負けず、自分の人生を自分の力で切り拓いてほしいというのが、私の偽らざる願いとなる。」

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著者プロフィール

子どもの虹情報研修センター研究部長。京都大学文学部哲学科卒業。児童相談所で32年間勤務し、京都府宇治児童相談所相談判定課長を経て、2007年度より現職。
おもな著書に「子どものためのソーシャルワーク」シリーズ(全4巻)『虐待』『非行』『家族危機』『障害』(明石書店)、『児童虐待――現場からの提言』(岩波新書)、編著書に『日本の児童相談――先達に学ぶ援助の技』(明石書店)などがある。

「2010年 『子ども虐待ソーシャルワーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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