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- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750312606
作品紹介・あらすじ
家族の物理的心理的乖離が背景となって生まれる“非行”。現場の児童福祉司が子どもたちの切実な叫びをていねいに検証し,家族や人間のあり方を問いかける。子どもをサポートする大人たちに贈る一冊。
感想・レビュー・書評
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「考えてもみよう。様々な厳しい条件、不運や不遇の末、"被害者として"親と別れ、家庭を離れて施設に入所した子どもたちが、自分の運命を恨むのではなく、そこを自分の住み家としてしっかり生きていくとしたら、やはりこれは十分に価値のあることであり、誇りにしてよいことではないだろうか。だからこそ、くじけそうになったり、時には過ちを犯すことがあっても、それに負けず、自分の人生を自分の力で切り拓いてほしいというのが、私の偽らざる願いとなる。」
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