読んで学べるADHDのペアレントトレーニング――むずかしい子にやさしい子育
- 明石書店 (2002年3月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750315522
作品紹介・あらすじ
UCLA精神神経医学研究所の研究と臨床実践から生み出されたペアレントトレーニングの技法をわかりやすく解説。ADHDの子どもをもつ親はもちろんのこと,子どもの問題行動に悩むすべての親に,子どもとの向き合い方を段階的に教えてくれる。
感想・レビュー・書評
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発達障害云々ではなく、普通の子育て本。いわゆる「飴と無視」が1番効果があるということと、その実践方法が書いてある。効果のほどは実践中。
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ひとつのテーマが短くまとめられているので、時間がなくても読みたいところだけささっと読めるのがよいです。
親御さん向けなので、とてもわかりやすい言葉で、簡潔に書いてあるところもよいです。
発行年が古いですが、今でも十分参考になるのではと思います。 -
今年読んだ本で一番衝撃的だった
自分の中ではエフィカシー以来のパラダイムシフト -
以下のステップでトレーニングをすすめるとのこと。
・行動を変えよう、行動を分類しよう
・あなたがふやしてほしい行動をふやしましょう
・あなたがしてほしくない行動を減らしましょう
・協力をひきだしましょう
・制限を設けるには -
読みやすくて、取り入れやすい、子育ての工夫が紹介されている一冊。
してほしい行動、増やしたい行動は褒めること。
してほしくない行動、減らしたい行動は無視すること。
許しがたい行動、やめさせたい行動は制限すること。
ベースは「褒めること」にあり、褒めるポイントが具体的に紹介されていて、場面がぱっとイメージできます。
「無視は望ましい行動が生じるのを待つこと」
という言葉に、気持ちをぎゅっと掴まれました。
今まで出会ったペアレントトレーニングの本の中で一番「やりたい」と思えた内容でした。
あたたかさとユーモアを感じる一冊です。
早速明日から実践します。 -
このイラストといい、内容といい、私があるセンターで陪席し学んできたものと全く同じです。実際のトレーニング場面を観察したことがあるので、そのまとめとして、この本は最適でしした。
言い換えると、そういった実際のトレーニング場面を経験されていない方にとってはやや読み辛いかも知れません。
もう少しエキスをコンパクトに表現してあれば、実際、ADHDの子どもを持っている親たちには喜ばれ、参考になる一冊でしょうね。 -
いかにも英語を直訳したような感じですごく読みづらかった。途中で挫折してしまった…
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息子が注意力散漫で、
聞き分けが凄く悪いので購入して読んでみました。
アメリカではADHDの子のペアレントトレーニングプログラムとして
使っている手法だそうですが、
普通の子育てにも使えるトレーニングです。
この本には、
「親が子どもにして欲しくないことには注目しない(無視)。
子どもがして欲しいこと、よいことをしたら必ず褒める。」
という点が、繰り返し書かれています。
確かに、今まで私は子どもが悪いことをしたときに
注意をするばかりで、よいときにはあまり褒めていなかったので
これからは意識を変えて注目してみようと思いました。
翻訳された文章とイラストがいかにも
アメリカ的なので育児本としては少し読みにくかったです。 -
面白いし実効有りそう。でも、子どもを思い通りに動かす技術だけがひとり歩きしたらこわい。
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ペアレントトレーニング
この本は本当に読みたい