- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750318370
作品紹介・あらすじ
『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』の著者・シンシア・ウィッタムが子育てに悩む親たちに贈る第2弾。どうすれば効果的に子どもにNO!(ダメ!)といえるのか,そのテクニックを26の状況別にわかりやすくユーモアを交えながら解説。
感想・レビュー・書評
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子育てには、子どもの思いを大切にしたくても、大人が制限しなくてはならないこともたくさんある。しかし、子どもの味方でありたいと思うと、ダメだとは言いにくかったり、だめだとばかり言っている高圧的な大人にもなりたくないと思う。そんな葛藤に対して、子どもの気持ちに耳を傾けながらも、子どもに期待する行動をさせる方法を提案している。上手い「しつけ」の仕方がわかる。
〜私が実践したいと思ったこと〜
・タイマーを使ったタイムアウト
罰として椅子にじっと座っている時間を作る。
それが子どもにとって特典になってはいけない。
・指示
感情的にならずにきっぱりした声で
・リマインダー
おだやかにきっぱりと指示を繰り返す
・ブロークンレコード・テクニック
子どもが文句をいう時に、冷静に同じ指示を繰り返す
・なかなか寝付かない子どもに対して
完全に寝付くまでそばにいなくても良い。
ひとり寝ができないことも問題である。
人の手を借りずに寝る習慣をつける。
トントンは2〜3分か長くても10分。30分以上はやりすぎ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感情の扱い方の本のおすすめを書いて欲しかった
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図書館で借りて読み。
「読書猿」で、同じ筆者の別の本が紹介されていて、読んでみようと思ったのがきっかけ。
ADHDに限らず、衝動的、不注意が目立つ子への対応を学べないか、と思って。
ケーススタディをもとにした章構成。
時間がなかったら、巻末の用語集を見てるだけでも役立つかも。
・p250 「あなたはどうするつもり?」これ、結構効くみたい。
・p262 ブレインストーミング 子どもだから、と言わずにどんな意見も尊重してアイデア出しをすることは大切かも。
・p263 ほめること。目を合わせる。目の高さを合わせる。人格でなく行為や行動を褒める
・p269 リマインダー 落ち着いてただ指示。二回以上になるとしつこくなるので注意。 -
子育てのときに,本当に参考になりました。
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まぁまぁ。
前作と比べると,非常に細かい日常的なシチュエーションが設定されているので,実際的と言えば実際的。
困ったときに辞典的に使えるような感じなので,その点では便利かも。