テロの帝国 アメリカ 海賊と帝王

  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750316888

作品紹介・あらすじ

国民の恐怖と「愛国心」を利用して軍備を増強し,国際社会では圧倒的な軍事力を誇示し,中東支配を目論む米国の「対テロ戦争」とは? 公認の敵と自らが名指しした者による暴力を「テロ」と定義し,自らの暴力を「報復」「先制攻撃」とみなす論理の本質を抉る。

感想・レビュー・書評

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  • テロの帝国アメリカ―海賊と帝王
    (和書)2013年02月08日 23:59
    2003 明石書店 ノーム チョムスキー, Noam Chomsky, 海輪 由香子, 滝 順子, 丸山 敬子, 門脇 陽子, 長尾 絵衣子, 柳沢 圭子


    自分はテロリストではないと思うけれどしかし自分の周りを変革しようとしてマルクスの宗教の批判を自分自身で考えていた。それに遊動性の自由も自分自身で考えていた。それ自体僕は当たり前だと思って行動していた。

    しかしこの世界ではそういった思想は徹底的に抑圧されるのだ。その抑圧はチョムスキーさんのいうように徹底的な某略である。世界がテロリズムに追従する。そういった世界が露呈して死にそうになり立ち上がるの怖くなった。権力は身体に加えられた馴致であるとフーコーは言っている。僕はその暴力によって屈服せざるを得ない状態になった。

    ただチョムスキーさんを読むとなんだか希望が持てる。救いを感じる。自分自身が決して間違いではなかったと思える。ただ僕に必要だったのは連帯と団結だと思う。僕一人の孤立した状態ではどうにもならないことを思い知った。

  • どんな人でもそれなりの平和を求めている。1939年のヒトラーもヒトラーなりに心から平和を求めていたのだろう。

    イスラエルが中東をはじめ、至る所で米国の戦略的資産として奉仕していることを考慮すればキッシンジャーが1970年初頭に中東政策の立案を引き継いで以来、軍事対立と彼のいう膠着を懸命に維持しようとするのかがわかる。

    ユダヤ人組織も第二次大戦時にはユダヤ人の反協力者を徹底的に惨殺した。

    1980年代に国際テロ活動が最も盛んに行われたのは中米。
    国際テロの学問的研究では、キューバの存在は目立っている。

    建国以前のシオニスト運動は広範囲にわたってテロを実行しアラブ人を主とする多くの民間人を殺害した。

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