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- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750317458
作品紹介・あらすじ
健常者中心の「一般」社会で生きる,一人の「平凡な」視覚障害者の生活を紹介。見えないことによる不便など,健常者との違いを通し,逆に「健常者と違わない」視覚障害者の姿が見えてくる。視覚障害者の立場からのバリアフリーに関する考え,アイデアも紹介。
感想・レビュー・書評
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必要性を感じて読んでみた。
ガツンと殴られたような気がした。これまで、どれほど自分本位で物事を判断していたか、身に詰まらされた。
以前、何かのTVで日本の鉄道やバスの次停車駅・停留場のアナウンスは海外から見れば行き過ぎたサービスと受け取られているというのを聞いて、自分もそのように考えるようになった。でも、この本でその考えを改めなければいけなかった。視覚障がいをもっておられる方にとって、聴覚での情報がいかに大切なのか、わかっていなかった。
この本で気づかされたことが多くある。今後の自分にとって必要なことを知ることもできた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「視覚障害者はじゃんけんしますか?」「飲み物はどうやって注ぐんですか?」そういう素朴だけど、聞いてみないとわからない視覚障害者の生活に関するあらゆる情報が詰まった一冊。松井さんの文体はとてもわかりやすく読みやすいので、さらっと読めます。楽しめます。視覚障害者について知りたい人にオススメ。
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