若者に伝えたい韓国の歴史

  • 明石書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750320106

作品紹介・あらすじ

日本の学生・一般の人のために新しくつくられた韓国史・日韓交流史のテキスト。韓国の歴史教科書に比べコンパクトで,図表・写真・グラフ等もフルカラーで随所に掲載した。手に取りやすく入門書にふさわしい一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 2009/8/4 図書館で目についたので借りる
    2009/8/15 読み始める 9/21 久しぶりで続きを読む

    本書は、2部構成で、
     第1部 韓国の歴史と文化
     第2部 韓国と日本の文化交流
    となっている。
    第1部の歴史をじっくり読んだ後で、第2部の文化交流の歴史をみると、流れがよくわかる。
    写真や、地図などが豊富に掲載され、わかりやすいいい本だと思います。



    内容 : 
    韓国をもっとよく知るためにも、韓国人の歴史認識を知ることは重要なこと。
    韓国人研究者による、韓国の歴史・文化とともに日韓文化交流史を体系的に叙述した新しい歴史入門書。

    著者 :
    ・ ソウル大学校名誉教授、韓国教会史研究所顧問。著書に「朝鮮西学史研究」ほか。
    ・ ソウル市立大学校勤務。著書に「新しい韓国近現代史」ほか。

  • 日本が南北に分断されていたとしたら、朝鮮半島も中国やイギリスなどに分割されただろう。
    朝鮮人は教育制度の中で差別されていた。

  • この本の出版の意図は、日本の中高生が韓国の歴史と日韓の関係の歴史を理解するために編集したものであることであり、読みやすく、理解しやすい編集を試みたようである。

    この本については、元寇の記述などについてなどを問題視する評価も一部ではあるようだが、あくまで入門書として韓国の歴史の全体像を俯瞰し、日本史の中で位置づける本としてはよくできていると思う。細かい点については、韓国の歴史、日韓関係を俯瞰した上で、類書を読み様々な考え方を知ったうえで考えたほうが、部分からの議論、極論からの議論から出発するよりはよいと私は思った。

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著者プロフィール

韓国・平安南道平原郡出身 ソウル大学校師範大学歴史教育科卒業 ソウル大学校師範大学教授、学長 ソウル大学校名誉教授 韓国教会史研究所顧問
≪主な著書≫
『韓国西学史研究』一志社、1986年(韓国語)
『韓国天主教会史研究』(正・続)韓国教会史研究所、1986年、2004年(韓国語)
『韓国から見た日本の歴史教育』青木書店、1994年(日本語)
『平壌三中 学窓の追遠史』明石書店、2010年(代表執筆、日本語、君島和彦監訳)

「2014年 『日韓でいっしょに読みたい韓国史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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