包摂・共生の政治か、排除の政治か――移民・難民と向き合うヨーロッパ

  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750348605

作品紹介・あらすじ

西欧諸国において従来人道的見地から論じられてきた「移民・難民問題」が、近年最大の政治争点とされ、右翼ポピュリスト政党が各国で存在感を増している。ヨーロッパ各国の移民・難民の状況を実証的に分析し、政治的議論・帰結・その意味を検討する。

感想・レビュー・書評

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  • 反難民・反移民政党の躍進の背景に経済発展から取り残された地域(地方小都市、農村)の反発があるのは興味深い。難民に比べ自分達の処遇は注目されず、軽く見られていると受け止め、自国民優先を唱える政治勢力に支持が集まる。同様の周辺地域からの反発としてイエローベスト運動があるが、難民問題に対しての立場は不明確。

  • 東2法経図・6F開架:334.4A/Mi75h//K

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2023年 『国際社会学〔改訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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