第三の性「X」への道――男でも女でもない、ノンバイナリーとして生きる
- 明石書店 (2020年12月28日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750351223
作品紹介・あらすじ
女性として生まれたが幼少期から自分の性に違和感を覚え、2017年にカナダで初めて男女の性別記載のない出生証明書を取得した人権活動家の自伝。周囲からのいじめや神父による性的虐待に悩みながらも、自己を貫く姿に勇気づけられる一冊。
感想・レビュー・書評
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ノンバイナリー当事者の自伝であり、多様な環境や考え方があることが分かる。共感する部分もたくさんあるし、二極化ではなくオペもなく、著者の苦悩が痛いほどわかる内容であった。
が、突然やってくる性被害の描写がキツくて何度か飛ばしてしまった。もちろん著者はもっとキツく、傷を負っているのは十分理解しているが…フラッシュバックや共感性のある人がこれを読むのはしんどい。Xを勝ち取るまで…より自伝の方が強くて、参考にできるところは少なかったかも。
後書きに救われた。
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電子ブックへのリンク:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000102226(学外からのアクセス方法:1.画面に表示される[学認アカウントをお持ちの方はこちら]をクリック→2.[所属機関の選択]で 神戸大学 を選んで、[選択]をクリック→3.情報基盤センターのID/PWでログイン)【推薦コメント:男女二元論を越えた幅広いジェンダーの在り方について、多くの人に知ってほしいと思ったから。】
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