創造性と批判的思考 ――学校で教え学ぶことの意味はなにか

制作 : OECD 教育研究革新センター 
  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750355375

作品紹介・あらすじ

変化が激しく複雑で予測困難な現代社会において重視される創造性と批判的思考。21世紀の生徒に求められる独創性や新しいアイディア、物事を論理的に考えるスキルを明らかにし、学校教育で育成や評価ができるかどうかについてOECD調査をもとに考察する。

感想・レビュー・書評

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  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/562276

  • 第1章、2章だけでも読みたい。

  • https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/913355

    千駄ケ谷にもあります。

  • 目次
    はじめに
     要旨

    第1章 創造性と批判的思考の育成と評価:プロジェクトの概観
     第1節 創造性と批判的思考はなぜ重要なのか
     第2節 創造性と批判的思考の育成と評価:プロジェクトの目的
     第3節 創造性と批判的思考の理解を深める
     第4節 創造性と批判的思考の指導と学習をサポートするルーブリック
     第5節 創造性と批判的思考をサポートする授業計画
     第6節 教員の職能開発計画
     第7節 試験運用から得られたフィードバック
     第8節 プロジェクトから得られた成果と次のステップ

    第2章 創造性と批判的思考:求められるスキルの意味とルーブリック
     第1節 創造性と批判的思考:2つの異なる重要なスキル
     第2節 創造性と批判的思考の定義、理論、サブスキル
     第3節 指導、学習、評価を向上させるルーブリック
     第4節 OECDのルーブリック開発:収束過程
     第5節 プロジェクト参加チームによるルーブリックの試用
     第6節 まとめと結論
     付録2.A1 創造性と批判的思考のOECDのルーブリック(領域特殊的)
     付録2.A2 プロジェクト参加チームによるルーブリックの利用・設計例

    第3章 創造性と批判的思考を育む11のシグネチャーペダゴジー
     はじめに:シグネチャーペダゴジーとは何か
     第1節 クリエイティブ・パートナーシップ(全科目)
     第2節 デザイン思考(全科目)
     第3節 対話型教育(全科目)
     第4節 メタ認知教育法(数学教育、全科目):CREATE
     第5節 モダンバンドムーブメント(音楽教育)
     第6節 モンテッソーリ教育法(全科目)
     第7節 オルフ音楽教育(音楽教育)
     第8節 プロジェクト型学習(科学教育、全科目)
     第9節 リサーチ型学習(科学教育)
     第10節 スタジオ思考(視覚芸術教育)
     第11節 芸術的行動のための教育法(視覚芸術教育)

    第4章 創造性と批判的思考を育む授業計画
     第1節 創造性と批判的思考を育む授業計画の枠組み
     第2節 科目領域別の授業計画例:「どのようにみえるのか」
     第3節 重要な知見

    第5章 教員の職能開発計画
     はじめに
     第1節 教員の職能開発計画:主な構成要素
     第2節 個別フォローアップ
     第3節 同僚との対話
     第4節 得られた教訓

    第6章 創造性と批判的思考をめぐる教員の態度と実践
     はじめに
     第1節 イノベーティブなスキルの育成に向けた教員の態度と実践の形成
     第2節 創造性と批判的思考に対する教員の態度
     第3節 創造性と批判的思考をめぐる教員の指導実践と評価実践
     第4節 介入に関する教員の報告
     第5節 重要な知見
     付録 オンラインサイトの掲載表一覧

    第7章 生徒への介入効果と調査ツールの開発
     第1節 OECD-CERIプロジェクト
     第2節 研究課題
     第3節 調査ツールの開発と妥当性の確認
     第4節 被験者群
     第5節 生徒への介入効果の測定
     第6節 授業レベルの分析の概略
     第7節 結論

    第8章 プロジェクト参加チームのアプローチと成果
     ブラジルチーム
     オランダチーム
     フランスCRIチーム
     フランスLamapチーム
     ハンガリーチーム
     インドチーム
     ロシアチーム
     スロバキアチーム
     スペイン(マドリード)チーム
     タイチーム
     イギリス(ウェールズ)チーム
     アメリカ(モンテッソーリ)チーム
     アメリカ(ビスタ)チーム

    技術的補遺
     1 調査ツール(アンケートとテスト)
     2 STEMテストとVAMテストのスコアの構築
     3 背景指数の構築
     4 創造性と批判的思考に関連する指数の構築
     5 傾向スコアマッチング
     6 効果の評価

     謝辞

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著者プロフィール

OECD教育研究革新センター(The OECD Centre for Educational Research and Innovation, CERI)は、すべての人の生涯学習を実現するために、研究主導型の活動を行っている。正規の教育システムにとらわれず、教育と学習の未来について考察している。CERIは、特に新しいトレンドや問題に焦点を当てつつ、変化する教育環境のために先を見通した革新的な課題を設定することを目指している。CERIの目標は、実証分析とイノベーション意識を全面的に取り入れた研究成果を生み出すことで、特に、研究活動を強固にするための統計的証拠の蓄積と主要指標の開発に重点を置いている。

「2024年 『学習環境デザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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