子どもたちを放射能から守るために

著者 :
  • 亜紀書房
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本棚登録 : 92
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750511115

作品紹介・あらすじ

水道のお水は飲ませてもいいのですか?
野菜や魚は安全ですか?
放射能を浴びたら、どんな健康被害がでるのですか?

日本で起きてしまったレベル7の原発事故を前に、親たちの心配は限りがありません。大切な子どもたちを放射能から守るために、何をしたらいいのか。
チェルノブイリ原発事故の医療支援をした医師であり、現松本市長が、「放射能を正しく知り、放射能から正しく身を守る」方法を語ります。

感想・レビュー・書評

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  • ▼福島大学附属図書館の貸出状況
    https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90234489

    (推薦者:人間発達文化学類 昼田 源四郎先生)

  • 放射能は怖いのウソの後に読んだから脅かしてるように感じてしまいました。実際どうなんでしょうね。

  • チェルノブイリ事故の後、現地で甲状腺がんの治療にあたった医師が書いた本です。
    こちらが聞きたいことに対して先生が答えるという形式なんですが、平易な文章で、不安を変に煽るようなこともなく、知りたい情報が書いてあり、大変良かったです。

  • 自分の考えと 同じ部分が多かった方でした。

    長期戦 覚悟を決めなければいけない。

    この環境でいかに 生きていくか。 諦めない。

  • 放射能の問題に長くかかわってきた方からのメッセージ。


    チェルノブイリから日本は何も学んでいないのだろうか?


    その点だけは、自分自身も踏まえて大いに反省したい。

  • 〔2011.6.20〕

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著者プロフィール

1943年長野県生まれ。信州大学医学部卒業後、甲状腺疾患の専門医として活躍。1996年に信州大学を辞めて、チェルノブイリ原発事故の医療支援活動のため、べラルーシ共和国に渡る。首都ミンスクの国立甲状腺がんセンター、高度汚染地域のゴメリの州立がんセンター等で、小児甲状腺がんの外科治療を中心に、5年半の医療支援活動を行った。2004年から長野県松本市の市長に就任。チェルノブイリ原発事故の現状を踏まえながら、NPO法人「チェルノブイリ医療基金」の活動とともに、さまざまは提言を松本から発している。
著書に『子どもたちを放射能から守るために』(亜紀書房)、『チェルノブイリ診療記』(新潮文庫)、『チェルノブイリいのちの記録』(晶文社)、『ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間』(ポプラ社)

「2012年 『これから100年放射能と付き合うために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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