- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751514450
感想・レビュー・書評
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2021.08 4-2
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こんな最期を迎えられたら幸せだなぁ。
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ぶたばあちゃんは、どうして自分の死期を知り、受け入れたのでしょう。見事すぎる終活、とても見習えそうにありません。老い先短い身でありながら、まだ迷ってばかりの私だから。孫むすめも、ぶたばあちゃんの死をともに受け止めて、涙をこらえてサポートします。その健気さにほろりとします。ラストの絵は、一人になった孫むすめが、ぶたばあちゃんの思い出と一緒にしっかり生きていくのだな、と思わせてくれます。
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身辺整理して終活
穏やかで満ち足りた理想的な最期
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世界の美しさを伝えること。子や孫にできること。
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絵本の題名(原題:OLD PIG)からは想像できなかった展開に驚かされました。<ブタばあちゃん>と<孫娘>は、もちつもたれつの慎ましく、穏やかな暮らしが続いていました。 やがて、そんな生活に終止符がうたれる時が訪れます。<ブタばあちゃん>は、借りていた本を図書館に返し、もう次の分は借りませんでした。銀行に行って、お金を全部引き出し、口座を閉じました。食料品店での支払いを済ませ、電気代を払い、八百屋さん、燃料屋さんの支払いを済ませ、残ったお金を<孫娘>の財布にしまいました・・・。思わず涙ぐんでしまう絵本です。
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ばあちゃんが何をしていて、どうなったのかを子供に説明するのは難しいけれど、きっと伝わっていると思う。悲しくて美しくて優しい一冊。
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素敵な物語。自然を味わう場面がきれい。