- Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751519752
感想・レビュー・書評
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爽快な気分になる本。
他の子とはちょっと違って「ひとりだけはみだして」「いつも浮いてる」ウェズレー。
夏休みの研究に、自分だけの作物を育て、自分だけの文明を作ることに。
常識を打ち破るウェズレーのカッコイイこと!
こういう子がどんどん育つ世の中になったら最高だね。
フライシュマンは草木や自然に関する絵本が多いな。
ケビン・ホークスの絵もいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もうもうもうもう、素晴らしかった。
そして今の時代っぽかった。「風の時代」っぽさ。
「自分の文明をつくる」って、人間のすべてなんじゃないでしょうか。
そしてそのアドベンチャー感は、
こどもごころにも、本音と建て前に疲弊したおとなにも爽快です。
同調圧力がはびこる社会に、生きにくさを感じているあなたへ。
ちいさな絵本や「ひだまり」さんセレクト、”10才までに読みたいこころが豊かになる110冊”より。 -
2年生から6年生のクラス読み聞かせに使いました。
低学年の子は、純粋にワクワク。高学年になり、周りを気にしてる子には、自分は自分でいいんだと思える本。
子供たちが大好きな本です!
いじめられていた男の子が、あるとき、庭にオリジナルの種を植え果物をつくり、オリジナルの文字や時間軸、作った植物でベッドや遊び道具を作って。すると、今までいじめていた子たちが・・・
読んでてワクワク。大人になると、こんな自由な発想でてこない。
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夏休みの自由研究で、独自の文化を創り上げる子ウエズレー。凄いし素晴らしいな。でもなんか、ウエズレーが持ってる選民意識を端々に感じて、物語のわくわく感が半減した。友達にはなれないタイプだな。もし自分が先生で、自分のクラスの子全員がウエズレータイプだったら、ストレス感じまくって病気になるやもしれない。イエスキリストとか、ブッタとかもこのタイプだったのかな⁈うーん。。
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夏休み課題の読書感想文、自宅にある本の中から娘2年生が「これにする」と持ってきたのがこれ。
絵本ですが、ウェズレー少年が自分だけの文明をつくるっていうテーマはなかなかに深く、娘の感想文はまだ稚拙ながらこの作品を選んだことに感心しました。
自給自足から始まり、ビジネス、政治にまでつながるストーリーには、世界を理解するヒントがあるのかも。 -
町の「常識(同調圧力)」に従わないため、浮いているウエズレーが思いついた、素敵な自由研究! 謎の万能作物「サルーシュ」でとことん自給自足が実現して、言語まで作ってしまった「ウエズランディア」、最高! 国までいかなくても、ウエズレーほど何もかもでなくても、何かこの世の何処にもない自分だけのものを一つだけでも作ってみたら、その人は立派な「ウエズランディアン(ウエズランディアの人)」なのではないでしょうか。
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みやざきアートセンターにて。自分はウエズレーのように自分の国をつくるような大それたことはできないけれど、周りから浮いていたとしても自分を殺してまで付き合う必要はないし、自分らしさを突き通せば、逆に周りのほうから歩み寄ってくれることもあるんだなと気づかされました。
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1人で創造した遊びの力が、逆に全員を巻き込んで行く力に変換されていき、良かったです。
物語の世界観がステキでした。 -
息子7歳11か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム◯
その他◯
他人の視線なんか気にしない!
自分の「国」をしっかりつくって楽しもう!!
息子のお気に入りの本。