- Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751522745
感想・レビュー・書評
-
経度克服の歴史がマイブームなので、とても楽しく読めた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジョンは、根気があって、頭がいいところがかっこいい。ちょっと変わっているというのがおもしろい。ほかの歴史上の人物のことを考えても、すごい人って最初はばかにされやすいのかな。
国王のジョージ3世が、経度評議員会がジョンにひどいことをし続けているのを止めて、公正な判断をしたのがすごい。
ジョンの時計が展示されている博物館に行ってみたい。どんなふうに動くのか見てみたい。(小5) -
ひとつのことをやり続ける大切さとひたむきさを感じた本。
いろんな選択肢があふれている世の中では、このひたむきさを実現することがどれほど難しいか。 -
国立科学博物館で開催中(-7/12)の「時の記念日100周年企画展 『時』展覧会2020」に関連して。
所蔵情報: 品川図書館 936/B65
展覧会URL: https://www.kahaku.go.jp/event/2020/05time/ -
小学校高学年くらい〜
クロノメーターを生み出した時計職人、ジョン・ハリソンの物語。
絵本の形ではあるが、伝記としてきちんと書かれており言葉遣いも堅め。
また、船旅をする際に「性格な時計」が必要であることの説明を理解するのは結構、難しい。それを正確に理論として理解できるのは中学生以上かもしれないが、中学生以上に手渡すには絵本の形では幼い。
ただ、ジョン・ハリソンという人物が何をがんばり、何に苦労し、何を成し遂げたのかは、クロノメーターの理論を理解できていなくても、物語を読めば分かるし、共感することもできるだろう。
時計職人という、一見とても地味な仕事に熱意を傾け、生涯を捧げた人がいたこと、その偉業が今の船旅を変えたことを、子どもたちにも知ってほしいなと思う。
よく高学年向けのブックトークで使用するほか、小学校高学年くらいの国語の単元で「伝記を読む」際にも、長い分厚い本は苦手という子向けに提供しやすい。授業支援における資料提供時には、このような資料も忘れずにおきたいものだ。
-
振り子時計ではなく、海の上に持って出られる時計を生涯をかけて作ったジョン・ハリソンを描く。
-
伝記絵本なだけあって、少し堅苦しい。
ジョン・ハリソン、初めて知った。
その不屈の精神と家族の信頼には感心する。
しかし、きっと彼はただ、楽しかったのだろうな。
一つの事柄について、知性と技術が備わった人間は、止まらない。
そして、そういう人物が、人類を発展させてきたということだ。 -
まず、18世紀になるまで経度を測定す方法を人類は持ち得ていなかった、ということが驚き。イギリスの田舎の大工の息子が、たった一人で独学で時計職人となり、当時グリニッジ天文台長であったハレーの知己を得て、ロンドンの著名な時計職人の支援を得ていくまでが前段。
不屈の魂で自ら求めるものを最後まであきらめなかったハリソンの生涯を、美しい絵で綴った豪華な絵本。時計好きな大人への贈り物にもいいかもしれません。 -
資料番号:020137113
請求記号:289/ハ