- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751522776
感想・レビュー・書評
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アンネの人生がまとめられています.
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写実的な絵とともに、アンネ・フランクのことが紹介されている。絵本にしては文字が多いという感じの分量。長い本はまだ読めない年代にも読めて、ちょうどいいと思う。
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絵本で描かれるアンネ・フランクの一生。
深いところまでは書かれていませんが、雰囲気は伝わってきます。
何も知らない子供たちに、こういう女性がいたことを教えるにはちょうどいい内容です。 -
第一次大戦後のドイツでは、ヒトラーひきいるナチスが台頭し、ユダヤ人を迫害しはじめる。アンネの父はオランダに仕事を見つけ、一家はアムステルダムへ。しかし、ナチスがオランダにも侵攻してきたため、父が用意していた隠れ家に移り住む。つらい生活の中、アンネは日記帳にキティと名前をつけ、日記をつづる。
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2010年4月9日
<ANNE FRANK> -
図書館
地元の高校で演劇部の「ジャガイモ母さん」と言う演目を娘と見て、
マンガで伝記は読んでいたけれど、文字の関連本もとおもって借りておく。
思惑通り、スグ読み始めた。
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少女時代、「アンネ・フランクの日記」を何度読み返したことか。でも、それはナチス時代のユダヤ人迫害に心打たれたためではなく、矢川澄子がアナイス・ニンの評伝の中で、アナイス・ニンの少女時代の日記を評価しているように、児童が書いた、本物の児童文学として、面白くてしかたなかったからだ。しかし、この絵本「アンネ・フランク」は、人々が ドイツ という時に思い浮かべる陰鬱な色彩とともに、一人の恵まれた状況で生を授かったはずの少女が、否応無しに、運命に引きずり込まれていく様子が胸を打つ。
表紙に描かれたユダヤ人の印のバッチをつけられた三人の少女の静かな表情が、希望の最後のかけらさえも失ってしまった底なし沼のような絶望を伝えている。我が家の子供たちにこの絵本を読み聞かせたところ、「なんでヒトラーは、ユダヤ人にひどいことをしたの?自分にもユダヤ人の血が混じっていたというのに。」と言っていた。当時のドイツの、人間の醜さがあらゆる形でさらけ出された様子は、さまざまな映画や文学で知ることができるが、日本の大人たちにも、この疑問を深く考えて欲しいと思う。
日本人もかつて朝鮮や中国の人たちを差別、迫害し、今もなお、貧しいアフリカやアジアの人たちを差別し、周辺へと追いやっている現状があるのだから。 -
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