森のお店やさん (おはなしさいた 2)

著者 :
  • アリス館
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本棚登録 : 200
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752001096

感想・レビュー・書評

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  • かわいらしい生きものたちが、森の中で色々なおみせやさんをひらきます。思わず「かわいい」と唸ってしまう仕草、台詞、挿絵。優しくあたたかく、読み手を楽しませてくれました。もしあったら是非来訪してみたい夢のような世界です。ゆっくりひとつの余韻を味わいたい、大人も楽しめる児童書でした。

  • >森では動物たちがすてきなお店をひらいています。
    「おとや」「ぽけっとや」「おやおやや」。
    いったいどんなお店なんでしょうね。

    動物達が主人公のとても優しい物語でした。
    気持ちが自然とゆるんで癒されます。
    絵(切り絵でしょうか?)も雰囲気があって素敵。

    どれも好きですが、特にお気に入りの物語は「幸福のおみくじや」「かげ売り」

    表紙の鹿が登場しなかったのはちょっと残念かな。

    同じコンビの『ふしぎやさん』も読んでみたいです。

  • 装丁がとても素敵。オシャレな雑貨やさんに置いてありそう。お話もほっこりと温かくて、癒されました。国語の教科書にも掲載されているので、子どもも手に取りやすいのではないかなと思います。読書が苦手な子でも、1話1話が短いので読みやすいと思います。読み聞かせもいいかなぁ。こんなお店があったら…行ってみたい!

  • 児童文学です。ほんのりほのぼの。
    おもしろいとかつまらないとかそういう次元での感想はなんか違うような気もします。だって自分は子供じゃないから。自分がつまらなく思っても子供が読んだら違う感想かもしれないし、その逆もある。

    なんとなくほのぼのした気持ちになりました。これが正直な感想。

  • 森にすむ動物たちのお店やさん。きつつきのおとや、はりねずみのぽけっとや、もぐらのおやおやや。
    絵の素敵さに、ふと手にした本です。短めのお話が詰まっているのですが、どれも実に素敵なんです。リズムの良い文章に、ほっこりする動物たちの姿。お店やさんの内容にも、思わず笑みがこぼれます。

  • 表紙をはじめとして挿絵がとてもかわいくて手に取った一冊です。おはなしもいい。
    ほしい、この本。(その後買ってしまいました。)
    たぬきのお店が好きなんです。

  • できたての音、すてきないい音を聞かせる、きつつきの「おとや」、さまざまな木の葉をぽけっとに仕立てる、はりねずみの「ぽけっとや」、ぎんいろのあみの上に金の糸で描く、ぎんめっきごみぐもの伝言板、代々おやおやを売っている、もぐらの「おやおやや」など、森のいきものたちが商う素敵なお店の数々。
    こころの余白をみたす、ほのぼのストーリーでした。

  • 心惹かれる装丁。
    ついと手にして、読んでみました。

    森の動物たちのお店やさん。
    きつつきの音やさん、たぬきの幸福のおみくじやさん、
    はりねずみのポケットやさん、くもの伝言板やさん、
    きつねの影うり、かみきりむしの空のおふね、もぐらの・・・
    おやおややふふふ、どれもこれも、かわいらしい
    絵とあっていていいなぁ〜♪
    私もはりねずみのポケットやさんで、かわいいポケットを誂えてもらいたいなぁ
    さてさて、その中には、何を入れようかな

    「たなぞう」こけさんの紹介本ありがとうございました♪

  • 厚めの本で、文字も小さいですが
    続いているようで読み切りのような短編が12作
    動物のお店屋さんのホッコリしたお話と挿絵に
    読んでいると睡魔がおそってくるほどホンワカしたストーリーです。

    厚めの本ですが、3歳さんくらいから
    読み聞かせで楽しめると思います

  • 教科書に載っていたお話を借りてきて。
    よい童話です。
    子供に読み聞かすつもりで大人がいやされました。

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著者プロフィール

林原玉枝 1948年、広島県尾道市生まれ。幼少期は、ゆたかな自然環境の中で、雑草や小さな生きものたちにふれて育つ。現在もそれら動植物の尽きない魅力のとりこになっている。1991年に、絵本『おばあさんのすーぷ』(女子パウロ会)で、第1回けんぶち絵本の里大賞を受賞。おもな作品に、『森のお店やさん』(アリス館)『森のおくの小さな物語』(冨山房インターナショナル)『ねこの商売』、『わたしぶね』(かがくのとも)『なおちゃんのハンカチ』『くつしたのくまちゃん』(ともに、こどものとも/以上福音館書店)などがある。広島県在住。

「2022年 『草のふえを ならしたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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