- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752008125
作品紹介・あらすじ
人は何のために、はたらくのだろう。真剣な眼差し、明るい笑顔。たくさんの人びとに出会い、見えてきたことは…。
感想・レビュー・書評
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それまでマイナスにとらえられてばかりの児童労働を敢えて家族のためにやりがいを持って真剣にはたらいている姿からとらえることで、労働について多面的に考えるきっかけになる。
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どの写真の子を見ても、ふてくされた様子や嫌々仕事をしている様子には見えない。
笑顔の子もいる。険しい顔の子もいる。踏ん張ってる子もいる。
真剣に自分の与えられた仕事を全うしようとする力強さが感じられる。
子ども時代を働かなくてはいけないんてかわいそう…
そんな思いは吹き飛ぶくらい、どの子も生き生きと働いていた。
なぜだろう?
“「自分ではなく、だれかの役にたっている」という誇り“ そんな一文が書かれてあって、すごく納得した。はたらくってそういうことなんだよなと。
理想かもしれないけれど、その気持ちがあれば生きていくことも肯定できるだろうなとしみじみ思った。
長倉洋海さんの写真は、笑顔がやっぱり印象に残る。
素の笑顔。
その笑顔は長倉さんに向けられていると思うと、毎回すごいなぁ…と心を動かされている。 -
2020/02/18 6年生(2019年度)
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人はなぜはたらくのか。世界各地のこどもたちのはたらく姿をおさめた写真絵本。
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はたらく、とは。
辛いことも悲しみも飲み込んで、日々の糧のために、誰かのために、はたらくこどもたち。
悲しみの中にも力強さを、生きる強さを感じます。