はたらく

著者 :
  • アリス館
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本棚登録 : 88
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752008125

作品紹介・あらすじ

人は何のために、はたらくのだろう。真剣な眼差し、明るい笑顔。たくさんの人びとに出会い、見えてきたことは…。

感想・レビュー・書評

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  • それまでマイナスにとらえられてばかりの児童労働を敢えて家族のためにやりがいを持って真剣にはたらいている姿からとらえることで、労働について多面的に考えるきっかけになる。

  • どの写真の子を見ても、ふてくされた様子や嫌々仕事をしている様子には見えない。

    笑顔の子もいる。険しい顔の子もいる。踏ん張ってる子もいる。

    真剣に自分の与えられた仕事を全うしようとする力強さが感じられる。

    子ども時代を働かなくてはいけないんてかわいそう…
    そんな思いは吹き飛ぶくらい、どの子も生き生きと働いていた。

    なぜだろう?

    “「自分ではなく、だれかの役にたっている」という誇り“ そんな一文が書かれてあって、すごく納得した。はたらくってそういうことなんだよなと。

    理想かもしれないけれど、その気持ちがあれば生きていくことも肯定できるだろうなとしみじみ思った。

    長倉洋海さんの写真は、笑顔がやっぱり印象に残る。
    素の笑顔。
    その笑顔は長倉さんに向けられていると思うと、毎回すごいなぁ…と心を動かされている。

  • 2020/02/18 6年生(2019年度)

  • 人はなぜはたらくのか。世界各地のこどもたちのはたらく姿をおさめた写真絵本。

  • はたらく、とは。

    辛いことも悲しみも飲み込んで、日々の糧のために、誰かのために、はたらくこどもたち。
    悲しみの中にも力強さを、生きる強さを感じます。

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著者プロフィール

1952年北海道釧路生まれ。写真家。同志社大学法学部卒、通信社勤務を経て1980年以降、フリーランス・フォトジャーナリストとして世界の紛争地を精力的に取材した。今日まで南洋から東南アジア、中東、シルクロードを踏破し、直近ではシベリアの少数民族ネネツなど極寒地の人々と暮らしを撮った。代表作にアフガニスタン抵抗運動の指導者マスードに密着取材した「マスード 愛しの大地アフガン」により国際的に高い評価を受け国内では第12回土門拳賞を受賞した。他に「エルサルバドル 救世主の国」(講談社出版文化賞)など著書、写真集多数。

「2020年 『女、美しく わが旅の途上で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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