ぼくらの一歩 30人31脚

著者 :
  • アリス館
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本棚登録 : 205
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752008545

感想・レビュー・書評

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  • ・おもしろそうだし、同じ6年生で、運動系の本も大好きなので選びました。
    ・おそいひととはやいひとがいるのが、いちばんおもしろかった。

  • 30人31脚を、
    転校生、学級委員、キャプテンの立場から描いた物語。

    タイトルの「ぼくらの一歩」は、
    30人31脚の一歩であり、
    それぞれの成長や未来への一歩なんだなと思った。

    各章のはじめのイラストもとても素敵。

  • 転校してきたら、30人31脚をやるはめになった萌花は、鈍足で…
    中心メンバーたちそれぞれの思いも語られる六年生たちの青春。

  • 30人31脚に挑む小学生たちのおはなし。最後は不覚に
    ジーンとしてしまった。

  • 30人31脚の大会出場を人数不足で諦めていた6年1組に奇跡の転校生がやってきた!走るのが遅い転校生の水口さん、学級委員でしっかり者の中谷さん、キャプテン蒼井くんの3人のオムニバス。できすぎ感は否めないけど、やだ、いいじゃん!!

  • 6年生の2学期に新しい学校に転校した水口萌花

    クラス中に歓声がわいたのは
    萌花が入れば30人31脚の大会にクラスで参加できるからだった

    けれど萌花は運動が苦手で足も遅くチームのブレーキになってしまう
    そんな萌花をキャプテンの蒼井克哉は特訓する

    「よし、つぎなわとび」
    「ム、ムリ」
    「ムリしろよ」

    2人の姿を見て複雑な気持ちになる学級委員の中谷琴海
    克哉はだれにも言えない秘密をかかえたうえ大会直前に捻挫してしまう

    ばらばらになりかけたチームだったが
    大会にむけてみんなの思いがひとつにまとまって
    栗山小6年1組のラストランがスタートする

    「五十メートル向こうで、ぜってー笑おう」

    いとうみくがおくる小学生のさわやか成長物語
    カバーイラスト(イシヤマアズサ)に描かれた子どもたちの表情がいい

  • みんなで協力している姿がカッコよかったし、いろんな人からの目線でおもしろかったです。

  • 6年。運動会関連。転校したばかりで30人31脚のメンバーになることになった萌花。萌花の練習に付き合う克哉にモヤモヤしながらもいい子ぶる琴海。周りに本音を言えずいつも強がってきた克哉。一人一人を信じ、チームを信じて!走りが一瞬で、スポーツものとしてはもっと大会描写でドキドキしたかった感がある。メインは克哉とクラスの友情。

  • 青春の疑似体験的な。
    それぞれの葛藤や、置かれる環境、それらが全て一つのところへ向かったときに、人間の素晴らしさを感じる。
    3人の視点から話が展開されて、色んな方向から物事をとらえることの面白さを再度深く理解できたと思う。

  • 私はこの話を見て思ったのは、大変でも頑張るということはとっても凄いことだと思いました

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『糸子の体重計』で日本児童文学者協会新人賞(2013年)、『空へ』で日本児童文芸家協会賞(2015年)、『羊の告解』でうつのみやこども賞(2019年)『朔と新』で野間児童文芸賞(2020年)、『きみひろくん』でひろすけ童話賞(2021年)、『あしたの幸福』で河合隼雄物語賞(2022年)、『つくしちゃんとおねえちゃん』で産経児童出版文化賞(2022年)を受賞。そのほか、『かあちゃん取扱説明書』『二日月』『チキン!』『カーネーション』『ぼくんちのねこのはなし』『よそんちの子』など、話題作を多数発表している。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。

「2022年 『バンピー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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