和ろうそくは、つなぐ

著者 :
  • アリス館
4.23
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本棚登録 : 115
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752010043

感想・レビュー・書評

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  • 夏読49冊目。
    和ろうそくの蝋カスが藍染の甕を温めるのに使われ、甕の底に溜まった灰は小鹿田焼きのうわぐすりに…
    捨てるところがないって、すごいな。

  • 昔から伝えられてきた、ものづくりの過程やつながりが写真で説明されている。

  • 昔から続く物づくりにはなんて無駄がないのだろうと驚きました。

  • 貴重な資源を最大限に活かす。
    それには多大な労力も必要になり、それを省いた先が現代の大量消費、大量廃棄の社会なのかもしれない。
    ただ、それでは持続可能社会にならないのなら、この時代に立ち返らなければならないけれど、じゃあ、この時間がかかる方法で今の人間すべてを維持できるのかと言えば、それもまた難しいのだろう。
    誰一人取り残さないことの難しさだと思う。

  • 環境問題でリサイクル取り組みやモノを作りに気になって、タイトル名に惹かれました。
    和ろうそくはどうやって作られ、何から出来てるのかを写真付きで、小学生のお子さんにも読みやすく知らないことを教えてくれる素敵な本です。著者の大西暢夫さんは写真家でもあるので凄く伝わってきました。−1はもう少し作り方のページが欲しかった。

  • 和ろうそくはどうやって作られてきたのかが、写真絵本でとてもわかりやすく説明されています。

  • 昔からの手仕事というのは、どうしてこうも合理的で無駄がなく美しいのか。ハッとさせられる。

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著者プロフィール

おおにし・のぶお
1968年、岐阜県揖斐郡池田町育ち。
東京綜合写真専門学校卒業後、本橋成一氏に師事。
1998年にフリーカメラマンとして独立。
ダムに沈む村、職人、精神科病棟、障がい者など
社会的なテーマに多く取り組む。
2010年より故郷の岐阜県に拠点を移す。
映画監督作品に、
『水になった村』、
『家族の軌跡 3.11の記憶から』、
『オキナワへいこう』などがあり
著書等に、
『僕の村の宝物 ダムに沈む徳山村山村生活記』
(大西暢夫 著、情報センター出版局、1998年)、
『分校の子供たち』
(大西暢夫 著、カタログハウス、2000年)、
『山里にダムがくる』
(菅聖子 文、大西暢夫 写真、山と溪谷社、2000年)、
『おばあちゃんは木になった シリーズ自然いのちひと4』
(大西暢夫 写真・文、ポプラ社、2002年、
 第8回日本絵本賞)、
『ひとりひとりの人 僕が撮った精神科病棟』
(大西暢夫 写真・文、精神看護出版、2004年)、
『花はどこから 花・花びん・水をめぐる3つのものがたり』
(大西暢夫 写真、一澤ひらり 文、福音館書店、2005.年)、
『水になった村 ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語』
(大西暢夫 著、情報センター出版局、2008年)、
『徳山村に生きる 季節の記憶』
(大西暢夫 写真・文、農山漁村文化協会、2009年)、
『ぶた にく』
(大西暢夫 写真・文、幻冬舎エデュケーション、2010年、
 第58回小学館児童出版文化賞、第59回産経児童出版文化賞大賞)、
『糸に染まる季節 ちしきのぽけっと13』
(大西暢夫 写真・文、岩崎書店、2010年)、
『ミツバチとともに 養蜂家角田公次
 農家になろう2』
(大西暢夫 写真、農文協 編、農山漁村文化協会、2012年)、
『津波の夜に ~3.11の記憶~』
(大西暢夫 著、小学館、2013年)、
『ここで土になる』
(大西暢夫 著、アリス館、2015年)、
『シイタケとともに きのこ農家中本清治 
 農家になろう8』
(大西暢夫 写真、農文協 編、農山漁村文化協会、2015年)、
『お蚕さんから糸と綿と』
(大西暢夫 著、アリス館、2020年)他がある。

「2020年 『ホハレ峠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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