- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752010609
作品紹介・あらすじ
今日は、ちょっと不思議な「おとな体験授業」。クラスメイト5人が、どんな
大人になりたいかを書いた紙を液体に入れると、まぜこぜに大人になっちゃ
った! ラーメン屋さんや漫画家などを体験して、最後に思ったことは?
自分の思い描いていた大人像(職業)でなくても、やってみたら意外とおもしろい、何かを感じることができる、ぎゃくにイメージと違う、大人も意外とずぼらだったりできないことがあったり・・・など、ちょっと大人を体験してみることがで、子どもたちが「大人になるのもいいかも」と思えるような本ができたら楽しいでは、と生まれたお話です。
感想・レビュー・書評
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色んな生き物が自分の素敵なおうちを紹介してくれる。
どのお家も自慢のお家。
だけどどんな素敵なお家にも何かしら困ったことはあるのね。
水彩の絵がとてもふんわりと温かで心地の良い絵本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと素敵な絵本に出会いました。
ちょっと困ったこともあるけれど
きっとみんなが好きになる
ここがわたしたちのすてきなおうち
アリ、チョウチョ、クモ、鳥、ネコが、自分の住む小さなおうちを紹介していきます。
こんなに絵も綺麗で、感覚的に素敵な本を解説するのは無粋な気がしますが…
それぞれの生き物が、自分の家を大切に作り上げて、慈しんで生きている姿に目をやり、その生活を想像することで、相手が小さな虫であっても、相手の命や生活を粗末にせずに敬う心が自然と生じるような、優しくも深い絵本です。この本を読むと、無闇に虫の住処を荒らす子はいなくなるのでは?と思います。荒らさず、じっと観察していたくなります。
目線が小さなアリから次第に大きな生き物に移って行き、最後に人間の子供になる。描かれている草花も、勿忘草や菜の花、ラベンダーといったよく見知っているもの。全てが調和良く、大好きな一冊になりました。 -
蟻、蝶、蜘蛛、燕、猫が「とっても すてきな おうち」を披露してくれる、というストーリーです。おうちには難点がなくもないけれど、みんな幸せに暮らしていて微笑ましく、水彩風のやさしい色使いの絵に癒されます。人間は猫の「めしつかい」扱いですが、のどかに住んでいる様子です。生き物がたくさんいる環境で素敵です。
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アリ、チョウ、クモ、ツバメ、ネコとこどもたち、それぞれの「すてきなおうち」のしょうかい。
ちょっとこまったこともあるけれど、だいじょうぶ。
やさしい言葉とちょっと乱暴な言葉とで、それぞれの気持ちがうまく表現されていると思います。
やさしくてあたたかいタッチの絵は、日々疲れている大人こそ癒やされそうです。
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お庭にはいろいろな生き物がいるね。
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この絵本大好き♪
一軒家のお庭と家が舞台。
色々な生き物たちのおうち自慢。
流れがとっても良い! -
心がほっこりするおはなしでした。蝶がお花を「大人のカフェ」と表現していたのがおしゃれだなと思いました。
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「小さな一軒家で、いろいろな生き物たちが気持ちよく暮らしている様子を描く。 生き物たちが自分のおうち自慢をしていく中で、それぞれちょっとした困ったことがあるのですが、それもふくめてよしとする、温かさにあるれた絵本。」