ホモ・サケル: 主権権力と剥き出しの生

  • 以文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753102273

作品紹介・あらすじ

近代主権論の嚆矢カール・シュミットの"例外状態"の概念を、アーレントの"全体主義"とフーコーの"生政治"の成果をふまえて批判的に検討を加え、近代的主権の位相をとらえた画期的な政治哲学。

感想・レビュー・書評

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  • 1/5くらいは注意深く読み、他は斜め読みして読了。
    主権者、締め出し、人狼、生ける死者、人間と獣の間、例外状態、強制収容所、価値のない生、生きられるに値しない生、法律に触れずに殺害可能な生、といった話は自分の体験によくなじむ。それらの概念は警察右翼の活動をとらえるのによく使えると思われる。

  • 第二部1章2節まで読んだ。

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著者プロフィール

1942年生まれ。哲学者。マチェラータ大学、ヴェローナ大学、ヴェネツィア建築大学で教えた後、現在、ズヴィッツェラ・イタリアーナ大学メンドリジオ建築アカデミーで教鞭をとる。『ホモ・サケル』(以文社)、『例外状態』(未來社)、『スタシス』『王国と栄光』(共に青土社)、『アウシュヴィッツの残りのもの』(月曜社)、『いと高き貧しさ』『身体の使用』(共にみすず書房)など、著書多数。

「2019年 『オプス・デイ 任務の考古学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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