資本主義後の世界のために (新しいアナーキズムの視座)

  • 以文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753102679

作品紹介・あらすじ

資本主義は、現に存在するコミュニズムを管理するもっとも惨めな方法である。独自の人類学的価値理論から新しい社会を産む人間経済の可能性を説く、いまもっともアクチュアルな思想家の待望のインタビュー集。

感想・レビュー・書評

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  • [出典]
    武蔵野市図書館

  • 2009年。ちょっと気になるだけけど近しい。

  • 【目次】

    D・グレーバー/インタビュー・1 新しいアナーキズムの政治
     新しいアナーキズム①──組織について
     新しいアナーキズム②──戦術をめぐる攻防
     マルクス主義とアナーキズム①──戦略分析と実践倫理
     マルクス主義とアナーキズム②──根繰りと「前衛主義」について
     想像的対抗力をめぐって①──社会機構の否定と現前
     想像的対抗力をめぐって②──「戦闘規約」の書き換え
     人類学的価値理論──共産主義社会に規制する資本主義
     疎外と革命
     9・11以降、運動はいかに可能か

    D・グレーバー/インタヴュー2 新しいアナーキズムの哲学
     社会学とユートピア
     理性と道理
     贈与の類型学
     進歩史観をめぐって
     グレーバー的価値の世界①──価値の測定と価値の実現
     グレーバー的価値の世界②──負債と貨幣
     グレーバー的価値の世界③権利・私的所有・税
     グレーバー的価値の世界④──「人間経済」について
     アナーキスト的世界システム論
     フェティシズムの再解釈
     新しいアナーキズムの哲学①──マルクスとモース
     新しいアナーキズムの哲学②──幾人かの先駆的思想家たち
      カストリアディス/ヴァネーゲム/バスカー/ホロウェイ/まとめにかえて

    D・グレーバー/論文 負債をめぐる戦略

    D・グレーバー+矢部史郎/対話 資本主義づくりをやめる
     前衛主義と暴力をめぐって/フェミニズムと低理論の実践/自律と表現

    高祖岩三郎/あとがき

  • 【目次】

    D・グレーバー/インタビュー・1 新しいアナーキズムの政治
     新しいアナーキズム?──組織について
     新しいアナーキズム?──戦術をめぐる攻防
     マルクス主義とアナーキズム?──戦略分析と実践倫理
     マルクス主義とアナーキズム?──根繰りと「前衛主義」について
     想像的対抗力をめぐって?──社会機構の否定と現前
     想像的対抗力をめぐって?──「戦闘規約」の書き換え
     人類学的価値理論──共産主義社会に規制する資本主義
     疎外と革命
     9・11以降、運動はいかに可能か

    D・グレーバー/インタヴュー2 新しいアナーキズムの哲学
     社会学とユートピア
     理性と道理
     贈与の類型学
     進歩史観をめぐって
     グレーバー的価値の世界?──価値の測定と価値の実現
     グレーバー的価値の世界?──負債と貨幣
     グレーバー的価値の世界?権利・私的所有・税
     グレーバー的価値の世界?──「人間経済」について
     アナーキスト的世界システム論
     フェティシズムの再解釈
     新しいアナーキズムの哲学?──マルクスとモース
     新しいアナーキズムの哲学?──幾人かの先駆的思想家たち
      カストリアディス/ヴァネーゲム/バスカー/ホロウェイ/まとめにかえて

    D・グレーバー/論文 負債をめぐる戦略

    D・グレーバー+矢部史郎/対話 資本主義づくりをやめる
     前衛主義と暴力をめぐって/フェミニズムと低理論の実践/自律と表現

    高祖岩三郎/あとがき

  • ギリシアがだんだん近づいてくる・・・。

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著者プロフィール

1961年ニューヨーク生まれ。ニューヨーク州立大学パーチェス校卒業。シカゴ大学大学院人類学研究科博士課程(1984-1996)修了、PhD(人類学)。イェール大学助教授、ロンドン大学ゴールドスミス校講師を経て、2013年からロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。2020年死去。
訳書に、『アナーキスト人類学のための断章』(2006 年)、『負債論──貨幣と暴力の5000 年』(2016 年)、『官僚制のユートピア』(2017年、共に以文社)、『ブルシット・ジョブ──クソどうでもいい仕事の理論』(2020年、岩波書店)ほか。
日本語のみで出版されたインタビュー集として『資本主義後の世界のために──新しいアナーキズムの視座』(以文社、2009 年)がある。
著書に、Lost People: Magic and the Legacy of Slavery in Madagascar (Indiana University Press, 2007), Direct Action: An Ethnography (AK Press, 2007). ほか多数。
マーシャル・サーリンズとの共著に、On Kings (HAU, 2017, 以文社より刊行予定)、またグレーバーの遺作となったデヴィッド・ウェングロウの共著に、The Dawn of Everything(Farrar Straus & Giroux, 2021)がある。

「2022年 『価値論 人類学からの総合的視座の構築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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