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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784753102914
作品紹介・あらすじ
― グローバル時代の〈他者理解〉のために ―
江戸期儒学から「帝国」日本の思想的帰結としての東亜協同体論まで、日中関係の精緻な思想研究の成果に立って、グローバル時代の日本の国民的課題である〈他者理解〉の問題を照射した画期的思想史。
感想・レビュー・書評
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近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜協同体論まで
(和書)2011年11月23日 21:45
松本 三之介 以文社 2011年8月11日
柄谷行人さんの書評から読んでみました。図書館へリクエストして購入して貰った。感謝しています。柄谷さんの書評は外れがないから安心です。
とても面白い内容だった。もっと自分自身も踏み込んだ考察・思索・運動・活動をするべきだと思うようになった。
僕は右翼というものの暗黒圏みたいなものに囚われてしまうことを恐れていた。しかしそういうものをもしっかり自分自身で捉えていかないと駄目だろうと思った。中国と日本の関係の中にある「相手を軽蔑する方法」というもの。簡単に言えばそういった「相手を軽蔑する方法」のようなものが自分自身に向けられることも自分自身がそれに囚われてしまうことも両方怖かった。
そういう姿勢にある矛盾を絶えず意識すること、自己矛盾を意識することによって恐れず考察・思索・運動・活動していきたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・開架 319.1A/Ma81k//K
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