量子光学の基礎: 量子の粒子性と波動性を統合する

著者 :
  • 内田老鶴圃
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753620302

作品紹介・あらすじ

量子光学を使って初めて扱える光の状態について解説。その状態の時間発展、特に、光の波動性と粒子性がどのように現れるかを詳細に述べる。ビジュアルに訴える位相と振幅(変位)の図を多用した。

感想・レビュー・書評

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  •  光の状態に特化した量子論というものがあることを初めて知った。量子力学をある程度理解していることを前提としているので非常に難しい。また、ほぼすべてが数式で説明されている事も難しさに輪をかけている。いくつかは見たことのあるキーワードはあったが、ここまで数式中心では少しかじった程度ではさっぱり理解できなかった。ただ、本書に掲載されている実験結果は著者らによる最新の実験結果であるので、最先端に触れることができたのは良かった。

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著者プロフィール

古澤/明
物理学者。1961年、埼玉県生まれ。1984年、東京大学工学部物理工学科卒業。1986年、同大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了、株式会社ニコン入社。東京大学先端科学技術研究センター研究員、カリフォルニア工科大学客員研究員、東京大学大学院工学系研究科助教授を経て、2007年から東京大学大学院工学系研究科教授

「2020年 『新版 量子光学と量子情報科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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