戦後史とジェンダー

著者 : 加納実紀代

• インパクト出版会 (2005年8月15日発売)

作品紹介・あらすじ

敗戦から新たな戦前へ。8・15から「慰安婦」・教科書・女性兵士問題まで、戦後60年をジェンダーの視点で読み解く。

感想・レビュー・書評

[塩川宏郷さんの感想 · 2020年3月11日]

エッセイと論文を集めてまとめた体裁の本でした。2005年ですから少々古いのかもしれませんが、押さえておかなければならない虐げられてきた女性の歴史。女子大生亡国論っていのはなんかばかばかしいけれどマジでこんなことが議論されたことがあったんだねえ。そんなことで滅びる国なら滅んだ方がいいんじゃねえか。タリバンみたいな国になりたいなら別だけれどね。

著者プロフィール

1940年生まれ。専門は女性史研究。

「2017年 『対話のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」